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ぼくらが出会ったあの子の話「思わぬ出会い」

ぼくらが出会ったあの子の話」は、子どもの居場所づくりや学び支援をおこなう認定NPO法人カタリバが運営する"居場所"で出会った子どもたちのエピソードや、スタッフの思いを描いた物語(フィクションマンガ)です。居場所づくりや子ども支援に関心をお持ちの方に、こんな団体があるんだなと知っていただく機会になればうれしいです。

▼前話「お母さんの涙の理由」

今回のマンガでは、2020年以降にコロナ禍で日本全国に大きく広がった、オンラインでの学びや居場所づくりにフォーカス。カタリバが取り組む、経済的な事情を抱えた家庭の子どもたちへのオンライン伴走型支援「キッカケプログラムで出会った小学6年生"コンコン"のエピソードを紹介します。

あるきっかけで、ここ数年、不登校がつづいているコンコン。極度の緊張しいで引っ込み思案な性格だった彼に、オンラインでの交流を通して少しずつ変化が...

思わぬ出会い

1_カタリバさん7話本番
2_カタリバさん7話本番
3_カタリバさん7話本番
4_カタリバさん7話本番

「キッカケプログラムが、社会との唯一のつながりでした」

ある保護者さんから、そんな声をいただいたことがあります。

学校に居場所がない、地域に居場所がないなど、いろんな事情を抱えながら"居場所がない"と感じている子どもたちが、日本にはたくさんいます。またそれと向き合い悩んでいる保護者さんとも、たくさん出会ってきました。

私たちが大切にしたいのは、まず彼らにとって一つの安心できる居場所となること、そして、そこから自分たちの力で何か新しい扉を開くことができるように背中を押していくこと。オンラインだからこそ、届けられる地域やコンテンツもあるはずです。

大好きなゲームからプログラミング講座と出会い、そのチャレンジを通して新しい友達と出会い、すこしずつ前に進み始めたコンコン。その姿を見て私たちもまた、よりよい支援のかたちを模索していこうと身の引き締まる思いです。

ぼくらが出会ったあの子の話、まだまだ続きます!次回もお楽しみに。

▼次話「変化って怖いこと?」

▼全話を読みたい方はこちら

漫画制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ


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