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心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書
本について
読んだ本
筋トレのイメージが強いTestosteroneさんと現役精神科医が、対話形式で教えるメンタルの危機管理に関する本です。
読もうと思った理由
仕事でストレスを抱えることが増え、気づけばぼーっとSNSを見てしまっていることが多くなっていました。SNSから離れよう、本を読んで仕事以外のことを考えよう。そう思って、KindleUnlimitedのなかで気になったのがこの本でした。
この状況をどう生き抜くかを改めて考えるために読みました。
感想
過保護くらいがちょうどいい。
最悪あなたが潰れたら別の人を雇えばいいんですから。ただ、あなたの身体は一つしかありませんからね。なので、過保護になってちょうどいいぐらいです。
ここでいう、「過保護」とは、「自分に対してとにかく甘くしよう」ということではなく「しっかり自分自身を観察して、自分自身と向き合うことを優先していい」と捉えました。
その前提で、全くその通りだと思いました。自分のコンディションが整っていないとき、誰しも「仕事は大丈夫か?」「マイナス評価にならないか」といった心配をしてしまいますが、会社の視点にたつと、短期的には巻取りが大変になるけど、長期的には代替可能な人材でしかないのです。
一方で、自分視点に立ちかえると、自分は自分しかいないのです。優先すべきは代替不可な存在であることは明確ですよね。
不安は共存し、やりすごすもの
そもそも、不安や緊張を消し去ろうとするのが間違いなんですよ。不安や緊張は消し去るものではなく共存していくもの。(中略)だって、不安や緊張がある状態が自然だと思ってるから。不安や緊張を敵視するか、不安や緊張はあって当然の空気のようなものだと認識するか、この差は大きいと思いますよ。
「不安は回避すればするほど大きくなる」「不安の元となっている事態を回避せず、実際に体験してやり過ごすことで不安は小さくなっていく」という不安についての原則を知ることから始まります。
不安を敵視して、とにかく無くそうとするから、もっと不安になってしまう。不安は常に何事にも存在しているので、「何に不安を感じているのか、どうすれば不安を小さくしてやり過ごすことができるか」にフォーカスを当てるべきと思いました。
いま、仕事をするなかで考える範囲も量も増えてきて、不安もその分増えてきています。でも、それは初めての経験をするからであり、ある種の成長負荷であるとも考えていて、決してネガティブには捉えていません。
日々、不安はかかえながらも、どうやりすごすか・向き合うかにこれからもフォーカスを当てていければと思います。
結局は、食事管理、睡眠、運動
食事管理をすること しっかり寝ること 運動をすること
本書の「おわりに」に記載された、一文です。結局のところはこれに集約されるのです。
個人的に、運動については週1はボルダリングをするようにしているので、問題ないですが、睡眠・食事管理は不十分だと感じています。
本書を読んで以降、食事については特に夕食は豆腐を必ず食べるようにして、過剰にカロリー摂取をしないように気をつけています。
睡眠は、、、、やっぱりまだ夜更かし願望に負けちゃう時が多いですね、、
まとめ
不安は共存するもの
睡眠、食事管理にもう少し気を配る
改めてこの2点の意識が大事だと思ったので、より具体的には以下に取り組んでいきます。
無意味にSNSを見ることを減らし、日付が変わるまでに目を閉じる
夕飯は豆腐を食事に加えて、過剰なカロリー摂取を避ける
不安を感じたら、「どうやってやりすごすか?」という視点で不安を観察する