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いまの仕事の悩みを言語化する


はじめに

ここ最近、何のために仕事をしているのか見失っていて、頭の整理・言語化のためにnoteに投稿します。

前提として、わたしはある企業に正社員として所属しながら、担当顧客先で情報システムの仕事をするサービスのメンバーとして働いていて、世の中で言う「SES」です。(本筋とはずれますが、ググるとネガティブな話ばかり出てきます。実際に働いている私からするとSES自体が悪いのではなく、その企業単体の問題だったりするので、あまりネットの情報を信用して欲しくないです。。)

本題にもどりまして、現在2社担当しており、それぞれで悩みがあるので整理していきます。

仕事での悩み

要因①お客様との温度感の差

現在、担当している会社のうち1社において、お客様側の担当者はお客様は他の業務と兼務で情報システムの業務にも関わっており、主務側での体制変更があったためかいつも以上に忙しくしています。その結果、情報システム業務への優先度が下がってしまっている状況です。

一方で、わたしは情報システム業務の専任であり、改善をするためにアサインされたので、どんどん物事を進めたいです。

そもそも、お客様がセキュリティを強化したいというご要望から参画しているので、そのことに時間・思考をつかってもらわないとこちらとしても困りますし、お客様側で優先度が下がって物事が進まないことを、こちらのせいにされても困るわけです。。

物事に優先度があるのは当たり前で認識もしていますが、あまりに後回しにされるとモチベが下がるのも当たり前です。その結果、私は誰のために・何のために仕事をしているのかを見失っています。


要因②社内調整業務への対応

要因①とは別のお客様支援の話しです。最近、お客様側の体制が大きく変わり、改めて情報システムに関する投資・活動を見直す可能性が高まりました。専任であるわたしにとっては嬉しい話ですね。

また、10月上旬まで、私含めてご支援する側のチーム体制も変更をしておりようやく落ち着き、これからお客様の方向に向き直して色々と物事を進められるぞ!と思った矢先、新体制のメンバーが異動することとなり、再度社内の調整ごとをする必要が出てきてしまいました。

異動が決まったメンバーの自己実現に近づいたとので喜ばしい一方で、別の人のやりたいことを叶えるためにリソースを使ってしまい、自分自身の優先度が下がってしまっている感覚もあります。

お客様の方に向いていろいろと進めたいにもかかわらず、社内調整をしないといけなくなり、何のために自分は仕事をしているのかがわからなくなっています。

どうしていくか?

別の環境にうつるのではなく、今の環境をより良くする

自分のやりたいことができない、いつまでも誰かのために時間を使っているなら、自分も異動したり別チームに移る、あるいは思い切って転職すると言う選択肢もあります。

でも、それは最終手段だと私は考えています。別の環境に移っても本当にやりたいことを最優先で進められるとは限らないですし、その場合また別の環境に移ることになり、環境になれることで得られる経験を手放してしまうからです。

別の環境にうつるのではなく、まずは今の環境を改善してより良くする。より自分に合った環境にすることに注力したいです。

改めて自分を見つめ直す

仕事において他人のために思考したり、時間をつかう割合が多く、結果的に自分のことを考える時間が減っていました。

どういう状態になりたいのか、何をしたいのか、何をしたくないのかを日々少しずつ思考していきます。

そのためには、まずはInstagram・Xをぼーっと眺めて他人と比較する時間を減らし、代わりにNewsPicks・本・noteを読んでインプットを増やし、自分を見つめ直す軸・きっかけを増やしていきます。

話を聞いてもらう

悩みを一人で抱えていると、頭の中でその悩みが巡り過ぎて目の前のやるべきことに取り組めなくなってしまう傾向にあります。

そうならないように、あえて自分のことを考えないようにしていた時期もありますが、今回は自分と改めて向き合いたいと思っています。ただ、目の前のことが疎かにならないように、第三者に話をきいてもらって、新たな視点や考えをもらったり、悩みに対する不安感を減らそうと思います。


「聞く技術 聞いてもらう技術」からの学び

今回の本題とは関係なく、もともと別noteで投稿しようと思っていた本があります。それが「聞く技術 聞いてもらう技術」です。

偶然ではありますが本題と深く関わりがあることに気づいたので、印象的な箇所と学びを共有します。

あなたが話を聞けないのは、あなたの話を聞いてもらっていないからです。

『聞く技術 聞いてもらう技術』東畑 開人、P19

この一節から、「だれかのやりたいこと」を叶えるには他人の話を聞く必要があるが、話を聞いてもらう機会が少なく、そもそも聞く余裕がなくなっていたことに気づけました。

孤独には安心感が、孤立には不安感がある。
(中略)
孤独の場合は、心の世界でも自分ひとりです。(中略)他人に煩わされずに自分のことを振り返ることができる。

『聞く技術 聞いてもらう技術』東畑 開人、P88

この一節から、Instagram・Xを眺めて他人と自分を比較してばかりで、孤独になって自分を振り返る時間が減っていたことに気づきました。

一瞬で解決しない(中略)
初歩にして最終奥義は、時間をかけて何回も会うことです。
心の変化は劇的な一瞬ではなく、見守られながら流れる地味な時間の蓄積で起こるものだからです。

『聞く技術 聞いてもらう技術』東畑 開人、P105

この一説のおかげで、別の環境にうつるのではなく、今の環境をより良くすることに取り組もうと思えました。



おわりに

悩みがあることは良いことでもあります。

乗り越えることができれば今後同じような出来事があっても対処できるし、仮に乗り越えずに別の方向に進むことにしても、新たな経験を積むきっかけになるからです。

このnoteの悩みの結果はまた数ヶ月後に投稿しようと思います。




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