気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント
本について
読んだ本
と、本の説明にもあるように、これは心理学の研究に基づいて、61のヒントが書かれた本。
読もうと思った理由
このnoteに書いた理由と同じなのでここでは割愛。
感想
素直に本の内容を受け入れることができた
これまでも、自己肯定感・気疲れ・人生を豊かにする方法、などなどに関する本は数冊よんできた。
▼noteに書いた本
▼noteに書いてない本
そのどれとも、この本は違った。というのも、書かれている内容には必ず研究データの裏付けが併せて書かれているのだ。
たとえば、「スポットライト効果」に基づいて、自分がおもってるほど周りの人は自分を気にしていないことを書いていたりする。スポットライト効果とは、自分が気にしていることを他者も同じくらい気にしていると判断してしまう、という認知バイアスの一種。
どの本でも、周りの人の目なんて気にする必要はない、と書かれているが、この本は心理学に基づいて書いているため、「心の持ちようではなくて、データとしても周りの目を気にする必要はないのだ」と自分自身を納得させることができる。
だから、素直に本の内容を受け入れることができた。
肩の力を抜いてくれる
自己啓発本の多くは、「もっとがんばれ」「もっと尖れ」などなど、異様なポジティブさを押し付けてくるものもある。しかし、この本は「自己主張できなくてもいい」「ほどほどに頑張ればいい」といった、なんだか後ろ向きなのか前向きなのかがわからなくなるようなことも書いてくれている。
自己啓発系とは違って、脱力系とでも言おうか、とにかく肩の力を抜いてくれる本だと思った。内容は脱力系だが研究・データに裏付けられている。だから、読んでいて心地が良かった。
心理学の力で、肩の力を抜いてくれる本
一言で表すと、こんな本だった。