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第一回お肉仮面文芸祭閉会式

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!電楽サロンです!
第一回お肉仮面文芸祭が12月29日まで、無事開催することができました。ここでは閉会式と題して、参加者への謝辞と作品へのコメントを載せていきます。

開催期間の間に13作も作品が生まれました。中には、2作も書いてくださる方もいらっしゃって驚きました!ありがとうございます。
目論見通りお肉仮面の新たなビジョンが生まれ、お肉仮面ともども喜んでいます。

電楽サロンの感想はさておき。

今回はなんと!主催のお肉仮面氏から一作ずつ感想をいただいております!
以下は、電楽サロンがお肉仮面の反応を文字起こししたものです🥩


都内某所。雑居ビル地下のカフェにて。

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1. 光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩むほうが良い。

一発目にこれを?他の作者のハードルがぐんっと上がったんじゃないかい?
ユナが異変に気づきみんなに話す場面は、かなり震えたよ。写真もタイトルを彷彿とさせていいチョイスだね。
それにしても、都市伝説に自分がなったと思うとワクワクする。僕も小さい頃は花子さんや紫ババアの怪談で震えてたからね。晴れて僕も仲間入りできたわけだ。



2. 皮膚におおわれ、骨格に付着する

僕が街で彼に話しかけられたら握手してもらいたいね。ここに出てくる僕は、不器用なだけでかなり善良な市民だ。挫ける語り手に、寄り添う姿はかなりグッときたよ。僕もこうありたいな。
それから写真を景観アートの一つとして描いたのには驚いたよ!かなり難しそうな写真なのにね。「これが喋っているのか...」と思うくらいインパクトだったよ!



3. お肉仮面

おおっ!電楽くんが出てるじゃないか!しかもめちゃくちゃ困ってるねぇ。愉快愉快。
怪談テイストで恐怖が迫ってくるのが恐ろしいね。シャレやジョークと思っていたものが知らないうちに姿を変えて、暗闇に包まれていくみたいだ。写真も僕が映ってないものをあえて使うことで僕を幻視できる作りになっているんだね。写真の可能性を見せてくれたよ。ありがとう!





4. お肉仮面VS自然

(手を叩いて笑っている)
電楽くん!君のっけから死んでるねぇ!はぁ、参加作品の中でも一、二を争うロケットスタートだ。最高だよ。
話も都市伝説や怪異路線とは違って僕と電楽くんの友情を描いたのが新しかったね。肉の熟成具合で時間を測るのはナイスアイデアだよ。僕も時計に頼らず、一舐めして時間が分かればいいんだけどなぁ。




5. 青空、ヒグラシ、お肉仮面

読んでて気持ちのいい怪異譚だね!
前半から不気味さの連続で「ぼくは一体なにものなんだ?」とワクワクしながら読んだよ。
写真の選びで好きなのが、語り手を見送るシーンだ。電灯から覗く僕はなんとなく心配してるようにも見えるな。みんなの写真選びによって僕の姿が変わって見えるのは、やっぱりみんなお話がうまいからだね。




6. 【MOM-01 プロトタイプお肉仮面】

僕が投稿してるInstagramやTwitterからSFに転じるとは!僕でSFを書く人が現れるとは夢にも思わなかったよ!イニシャルから兵器めいた名前を生んでるのもお話の雰囲気を濃くしているね。
この話を下敷きに、僕も自然保護活動に力を出していくのもいいかもしれない。



7. 皮肉の話

僕が生まれる話だ!顔を触って肉なのを確認するところが生々しくていいね。
今でこそ慣れたけど、僕も朝起きるたび顔を触るのに不安を覚えたのを思い出したよ。
それから、お酒を飲んで橋の下に知らないうちにいたっていうのもいいね。彼はそこに至るまで何かしらの絶望があったのかなと想像を掻き立てられたよ。




8. ハンティング

うーん!騙されたね!ここまで参加作品を読んでたのもあって、てっきり僕が襲ってるのかと思ったよ。やられたね。
怪異殺しの僕もかなりカッコいいんだ。素手のファイティングスタイル、そして無口に写真を撮る!味方なのは分かるけど、理解の範疇から足一本出ている感じがでていて痺れたね。僕も道で会ったらこんな風に立ち去ってみたいなぁ。




9. お肉仮面VS菜食者

電楽くん!僕がかっこよく戦ってるよ!ナイフ一本で相手を食べてる!
僕が、肉食者の究極体だったとはね。恐れ入ったよ。エセエルフと戦うところは自分がダークヒーローになってようで手に汗握ったね!
でも、知らずに人は悲劇を繰り返す。肉もまた人と同じだ。僕も気をつけないとな。




10. 自分へ宛てた12枚の手紙

ふとした拍子に拾って、この手紙を開いているような感覚になるね。
きっと限界になった彼が頼んで撮ってもらったのが最後の写真なんだろうなぁ。理想を語る若い頃からの転がり落ちようがとてもリアルで奥行きを感じたよ。
僕のお守りかい?僕の家にも(聞き取れない単語)があってね。それをひねると(音声の飛び)



11. ##この作品はフィクションであり、実在する個人、企業、団体とは一切関係ありません##そしていつかの存在証明##この作品はフィクションであり、実在する個人、企業、団体とは一切関係ありません##

なんだかニヤニヤしちゃうな!僕と電楽くんがバ美肉でいちゃついてるよ!別次元にはこんな僕らもいるのかな。
ほんの気のはずみで文化の破壊者になってしまったり、舞台が次々変わったりポップな読み味にぐんぐん引き込まれたね。
あれ?もしかしなくてもこの文芸祭って電楽くんの出番多くない?



12. 【ぼくときみの海辺の村の】

異形と少女が出会うダークファンタジー!僕以外にも好きな人はいっぱいいるんじゃないかな。初めての出会いの場面が繰り返されて、別れにつながるのがグッとくるね。僕はこういうのに弱いよ。
そして、写真の僕はヒーローとして決まってるね!月をバックに悲しい決意を感じさせるのはお話の濃さがなせる技だね!




13. 俺は、喰ったのさ。

父が子を思う気持ちは果てしないね。形は違えど、親子の絆を描いたお話にも見えたよ。僕が食べられる存在になっているのが面白かった。そういえば僕は肉だもんね。そりゃあ食べられちゃうよなぁ。
改めて写真を見ると、山陰からごそっと現れてるみたいで不気味だね。
痛そうだけど、僕もこんな風に人助けできたらいいな。え?山登りしないだろって?電楽くんは痛いところをつくなぁ!




コメントは以上になります。本当にたくさんの参加をしていただき感謝でいっぱいです。
今年もやれればなぁと思っているので、また遊びにいらしてくださいね。

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