隕鉄指輪を買いました!
刀職人さんはその腕前を活かして刀以外にも様々なアイテムを生み出しています。中でもアクセサリー系は多く作られているのですが、個人的に特に気になっていた物が以下の隕鉄指輪。
川崎晶平刀匠が隕鉄を混ぜて鍛錬した鉄で出来た指輪との事で、晶平刀匠の得意とする地景が手元で楽しめるような指輪になっています。
以下は以前撮影させて頂いた晶平刀匠の刀の地景。
そもそも隕鉄とは?
隕鉄は鉄隕石とも呼ばれ、鉄とニッケルの合金からなる隕石らしいです。
そして一言に隕鉄と言っても色々な隕鉄がある様子。
この辺はどういったものを使用されているかは分かりませんが色味も様々ですね。
(画像転載元:https://www.kaseki7.com/items_fossil/ot/1418.html)
(画像転載元:https://item.rakuten.co.jp/auc-kamin/10023580/)
(画像転載元:https://item.rakuten.co.jp/auc-kamin/10031701/)
(画像転載元:https://www2.memenet.or.jp/kinugawa/tetsu/03081.htm)
因みに今回の高崎高島屋の展示会でも隕鉄刀が展示されていましたが、隕鉄を使うと肌模様が際立って見える傾向があります。
指輪も同様に錆び付け前の方が模様がはっきり見える様子。
宗風さんによると使い込むことで更に肌目が賑やかになるそう。
この指輪を初めて拝見したのが3/3~3/9まで開催されていた横浜高島屋でのお守り刀展。
上の薄型のものもとても良かったのですが、サイズが少し小さく断念。
そして今回の「宮入小左衛門行平一門展」の展示会にて、なんと少し分厚くなってこのリングが戻ってきました!(想定外)
しかも今回はサイズのバリエーションも多いです。
これなら一つくらい自分の指にはまるだろう…という気持ちで会場へ。
指輪の側面が削られているのは指に付けた時の隣の指との接触を減らすためと思われます。
因みに以前の薄型のものは本日展示会に並んでいなかったので横浜で受け入れ先が決まったのかもしれません。
ということでついに購入!
今回はサイズも合ったので購入を決めました。
ぱっと見は木の様な色合いです。
恐らく遠目から見た人は茶色い無地風の指輪に見えると思います。
しかし光に当てて近くで見ると杢目の様な肌が見えます。
更に端面は神々しい…!光を反射して金色にも見えます。
当然ですが表と裏で模様も同じでないのも面白いです。
という事で遂に隕鉄指輪をはめる時がきました。
これから刀の茎を育てるような感覚でこの指輪を育てていきたいと思います^^
高崎高島屋の展示会は3/29までやっていますので、気になる方は是非!
(画像転載元:高崎タカシマヤイベント)
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それでは皆様良き御刀ライフを~!