成木鐔⑪ 現存数についての考察
前回、成木一彦氏の経歴について書籍を参考にしながら細かくまとめた。
成木氏の鐔を見ていると尾張や京透かし、金山、柳生、信家、変わり出来だと四分一地の鐔など実に多様な作を残している事が分かるが、画題や作風を経歴(例えば個展開催時期や自家製鉄を始めたタイミングなどから)と照らし合わせる事で概ねいつ頃作られた物かが推定できるような気もする。
では成木氏の鉄鐔の現存数は果たしてどの程度あるのだろうか。
考えてみる。
成木鐔の現存数についての考察
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