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【クリエイティブ生活】最後に〜私の創作論は無視してください【創作論その20】
創作を楽しむcreatorの皆さん、いつもありがとうございます。
最後に宣言させていただきます。創作には正解などありません。
私は、これからは自分の好きな物を好きなように書きます。難しい漢字も使いたければ使うし、小説で群像劇や神の視点をやりたければやります。
それでも必ず、私には読者はついてきます。
あえて言いますが、ウェブ小説投稿サイトで小説を書いている皆さん、あなた方も好きなように書けばいいですよ。
流行にもテンプレートにも、私の創作論にも従う必要などありません。
背景世界を作り込んだ本格的なファンタジーではなく、ライトなのが好きなら書けばいいのです。その逆もまた言えます。
(多数には)読まれないで病む人がいると言いますが、そうした人が読まれやすいとされるテンプレートや流行を無理に受け入れて書けば病まないとでも言うのでしょうか。
そうした話には、受け入れて書いても多数には読まれなかった人の話は出てきません。テンプレートも流行も、いわゆるウェブの作法も(難しい漢字を使わないとか、地の文を極力減らすとか)、少し取り入れればたちまち読まれるようになる魔法のテクニックではありません。
仮に書籍化してもいわゆる『なろう系』というだけで馬鹿にされ、数万PVのYou Tubeの動画で叩かれるのが現実です。そんな現状で好きに書く以外の正解はあるのでしょうか。
答えを出すのは皆さん自身ですが、私が言いたいことは一つです。皆好きに書きなさい。
界隈ではいつも読まれないのが問題になりますが、少数派の読者に読まれるものの方が、むしろ希少価値があるとも言えます。それこそ、誰も書いてくれないゆえに、少数派の読者に待たれていた作品なのかも知れません。多くの人が書いている多くの人に読まれるタイプは、他にも代わりがたくさんあります。
私が最後に言えるのは、少数派であることを恐れず、失敗を恐れず、批判も恐れずに、好きな物を好きなように書いてくださいとだけです。
私がTwitterで共感型や解決型の創作論を聞いていた顛末を知っている方は、人の作品に口出しを続けて自分の思うように書き直させようとした者がどうなったのかをよくご存知のはずです。
そして私が好きなように書いた話が結局は一番の正解だったのだということも。
それが答えです。
皆さん、好きなように書きましょう。
今まで読んでくださって、ありがとうございました。
皆さんのクリエイティブ生活が、より豊かで幸せなものでありますように。
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