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【クリエイティブ生活】ファンタジー背景世界の作り方〜キャラクターを動かす【その8】

 別世界を創造するクリエイターcreatorの皆さん、いつもこの記事を読んでくださってありがとうございます。

 大文字のCreatorのみ技を描いた古いハリウッド映画です。


 その他の記事はマガジンにまとめてあります。


 前回の記事です。

 この前回の記事で、テールス大陸の東にある内海の中の島にあるシレーナ村に暮らすシレーナ族を設定しました。

 彼らがどんな生活をしていて、過去には何があったのかも、ざっくりとですが決めました。

 さて、作り上げたこの別世界で、いよいよキャラクターを動かしてみます。

 シレーナ族は、人間にも人魚にもなれる種族で、大陸の脅威からも外海の脅威からも逃れて、内海の島にやってきた者たちの子孫です。

 貝や魚を養殖しており、外部からの侵略者を警戒して、内海の周辺部の見張りを欠かしません。

 そう設定しましたね。

 これを元にキャラクターを創ります。

 さて、ヨーロッパ風ファンタジーのキャラクターの名をつけるのに、ちょうどいいサイトがあります。

 そのまま使っても、改変してもかまいません。

 こんなご時世ですので、あえてロシア人の名前にしてみましょう🌿(国(政府や国家元首)として責められるべきことをしても、その国全体(国民一人ひとりや文化など)を否定してはならないのです。私はそう思っています。皆さんはいかがでしょう?)

 女性名のウリヤーナを少し改変して、ルリヤーナとしましょう。

 ルリヤーナは美しく勇敢で強い戦士で、外敵が来ないように内海の見張りをしています。ある時、海底に遺跡を発見しました。どうやらシレーナ族の先祖が外敵から身を守るために建造した物のようです。

 なぜ、この遺跡は見捨てられたのでしょうか?

 キャラクターとストーリーの導入部を一気に作りました。世界設定ができているから、こんなことも可能です。

 背景世界とキャラクター、ストーリーは不可分なのです。背景世界はキャラクターとストーリーが生まれる土台・基盤となるのです。

 さて、キャラクターをもう一人創造します。大文字のCreatorがアダムとイヴを創られたように。

 同じくロシア人の名前から、パーヴロブナを選び、パーブロスと改変します。

 彼はシレーナ族の中でも高い地位にあり、村全体の重要な決定をする《円卓会議》の一員です。彼はすでに海底遺跡の存在を知っています。

 皆に知られる前に、自分と信頼できる身内だけで探索するつもりでしたが、先にルリヤーナに見つけられてしまいました。

 パーブロスは秘密を守るためにルリヤーナに接触してきます。

 さて、どうなると思いますか?

 どう展開させたいですか? 

 ハッピーエンドとバッドエンドの両方を作ってみます。

 パーブロスは、遺跡について重大な秘密を発見しました。遺跡を探ろうとするルリヤーナに、遺跡に近づくなと警告します。ルリヤーナは《円卓会議》の一員とはいえ、自分より年下で戦士としては未熟なパーブロスに素直に従うのを嫌がります。

 パーブロスは仕方なく、ルリヤーナと共に遺跡におもむきます。いろいろあって最終的には二人は協力し合うようになります。(恋愛かそうでないかはお好みで!)

 遺跡で長き眠りから目覚め、内海を襲撃しようとしていた侵入者を倒し、ハッピーエンドです。

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 次にはバッドエンドパターンです。

 パーブロスはどうしても遺跡の秘密を守り、身内だけで始末をつけたいと望みます。ルリヤーナをだまして遺跡探索からは手を引かせ、他の《円卓会議》の仲間にも何も知らせようとはしません。

 身内の何人かは彼に忠告しますが、やはりパーブロスは聞き入れません。

 最終的には、遺跡の秘密を手にしたパーブロスは、外海からの侵入者と手を組み、シレーナ村を支配しようとしますが、ルリヤーナの捨て身の攻撃に倒されます。

 ルリヤーナにも、他のシレーナ族にも実に後味が悪い結果となり、終わりです。 

 と、このように、基盤となる背景世界を作っておくと、キャラクター作りもストーリ展開も楽になり、発想の幅も広がります。自分でガーデニングした庭で、自由に楽しく遊ぶようなものなのです。

 今回はここまでにします。

 読んでくださってありがとうございました。あなたのクリエイティブ生活のヒントになりますように。

 続きはこちらです。


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片桐 秋
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