マガジンのカバー画像

漫画家を目指す記録

434
漫画家を目指す過程を記録しておくための物です。
運営しているクリエイター

#小説

物語は、キャラもストーリーも世界観も、全部大事だ! 全部大事だ! 全部大事だ!

片桐 秋
1年前

キャラやストーリーだけでなく、背景世界も重要だ!
キャラやストーリーだけでなく、背景世界も重要だ!
私のファンタジーでは、背景世界をきっちりと設定し、書き込む。人間はキャラは、その世界で生きている。生きていて、ストーリーが展開する。キャラとストーリーと、背景世界は不可分なのだ!

片桐 秋
1年前

海外文学、それも古典とされるような幻想文学やファンタジーが私の源流である。エドガー・アラン・ポーやアーシュラ・ル・グインの短編小説が、特に私に力を与えてくれた。偉大な先達に恥じない物語をこれからも書いてゆく。

片桐 秋
1年前
1

責任ある立場なら苦渋の決断をするのは現実でもあることだ。ガチのサイコパシーでない限り、あっさりと葛藤なく決断は下せないし、むしろその責任の重さに耐えるのが、旧来から言われていたような『男らしさ』ではないのだろうか? 一部では全く葛藤もなく悪として敵を断罪するのが男性向けらしい

片桐 秋
1年前
3

私は自分の勘を信じる。自分の創作を信じる。おかしいと思ったら、たとえプロが相手でもはっきりと反論する!

片桐 秋
1年前
1

でも今回、漫画版ではアントニーのウィルトンへの吸血シーン無しでいくんです。少年向けだし、そこは仕方がない。でもだからこそ、赤ワインが血液の代用になる設定は、小説版より重要になるわけです。

片桐 秋
1年前

男性は傾向としては、問題解決を望み、自分の能力を示したいと思う。しかし現実の壁にぶつかり、充分には果たせない(こともある)そんなビターな味わいが、ハードボイルド小説などで描かれてきた心象風景なのです。これは女性的な共感とは違う。スッキリ解決のほうが好きですとか言われても知らんがな

うーん、共感(女性向け)解決(男性向け)の分類は大事だとは思うが、共感能力のない名尾町知也が主人公でも、ビターな余韻を残して終わる、未解決要素のある話には出来るのだがな? 

片桐 秋
1年前

自分の好きなように書くだけで読者のことを考えないならネットに公開する意味はない、と言われる。しかし好きなように書いて読者Aには好まれ、読者Bの言うことを聞いて書き直して読者Aに「元のほうが良かった」と言われるならば、むしろ好きなように書くことが読者のためなのである。

片桐 秋
1年前
3

フィクションにおいて解決しなければならない課題がある場合、部分的に解決して、ビターな余韻を残して終わるタイプがある。例えば、さらわれた少女は取り戻したが、敵は取り逃がした。逆に、敵は倒したが少女は死んでしまった、などだ。完全解決でスッキリ爽快ハッピーエンドだけが正しいわけではない

片桐 秋
1年前
1

良質なコンテンツのばら撒きかあ。確かにそうした視点が必要なのでしょうね。短期的な視点ではなく、腰を据えてじっくりやらなければならないな。

片桐 秋
1年前

我が作品の『復讐の女神ネフィアル』における裁きの代償は、依頼人の罪が軽ければ軽いほど少なくて済みます。なろうで流行りの純粋可憐なドアマット令嬢なら、爪の先にビンとしびれが走るくらいで済むのではないでしょうか。なので、思われているほど過酷な対価でもないのですよね。

片桐 秋
1年前
1

極めて受動的な物語が無力感と被害者性に彩られているなら、極めて能動的な物語は、主人公が力あるゆえの加害者性を意識する物語となりがちだ。力ある者は他者を害する危険性がある。主人公自身がその葛藤に立ち向かう。だが、無力感にさいなまれている人々が、こんな主人公に共感できるわけはない。

片桐 秋
1年前
1

ほどほどに受動的な読者を対象にした物語では、男性キャラは往々にして女性キャラのもてなし役となる。相手を受動的なままにしてあげる。それがおもてなしである。そのためには男性キャラ側の目的意識が明確であっては、能動的になるからかえって不都合なわけだ。能動的な読者には受けにくい話になるが