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男性は傾向としては、問題解決を望み、自分の能力を示したいと思う。しかし現実の壁にぶつかり、充分には果たせない(こともある)そんなビターな味わいが、ハードボイルド小説などで描かれてきた心象風景なのです。これは女性的な共感とは違う。スッキリ解決のほうが好きですとか言われても知らんがな
ほどほどに受動的な読者を対象にした物語では、男性キャラは往々にして女性キャラのもてなし役となる。相手を受動的なままにしてあげる。それがおもてなしである。そのためには男性キャラ側の目的意識が明確であっては、能動的になるからかえって不都合なわけだ。能動的な読者には受けにくい話になるが