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noteが書けない原因、片付けられない原因は意外にもそっくりだった件
いったい何を書いたらいいのかまったく思いつかず、noteを書き始められない時があります。
才能がないのは最初からわかっていたけど、いくらなんでもダメすぎでしょ、と心が折れそうになります。
なんとかしなきゃと考えていたら、行動を起こせない原因って、noteにしても、片付けにしても、かなりよく似ていることに気がつきました。
物を買ってごまかさない
できない原因を、環境や道具のせいにしてしまうのって、実はあるあるです。
私の場合、Windowsのフォントが美しくないから書けないとか、私物のMacを持ち歩くのがめんどい、などと言いがかりをつけています。
道具を変えれば人が変わったようにバリバリ書けるはず、と思って調べていたら、KING JIMのデジタルメモ「ポメラ」が目に留まりました。
ポメラのホームページには、「ネット機能は付いていない。だから、文章作成に集中できる。」と書いてあります。
おお! これさえあれば、自分もできるヤツに生まれ変われるはず!
ガジェット好きの私としては、いてもたってもいられず、速攻で買ってしまいました。
なかなかしっかりとした作りで、キータッチも良さげです!
デスクにセッティングしてみました。
どうですか?
できるヤツっぽいですよね!
これで気が散ることもなく、サクサクと書けるはず!
・・・と思ったら、Windows、Mac、iPhone、ポメラの間を行ったり来たり。
気が散りまくりです。
パソコンやiPhoneに触らないという「機能は私には付いていない。だから、文章作成に集中できない。」と思いましたが、後の祭りです。
また、以前、なかなか仕事がうまくいかなくて苦しんでいた時期に、突如、猫がいれば自分は変われるはずと思いつき、この方たちを迎え入れました。
私の妻のように家の中をバタバタと走り回る行動的な人と猫とは、あまり相性は良くありません。
一方、私はほとんど動かず静かにボーっとしていることが多いので、猫が寄ってきます。
猫がいれば自分は変われるはず、と思って一緒に暮らし始めてはみたものの、変わったのは、猫との遊びとブラッシングに生きがいを感じていることぐらいです。
猫と暮らすのは幸せですが、残念ながら仕事には全然関係なかったようです。
・・・あほかっと思われた方もいらっしゃるでしょうが、何かができなくて悩んでいる時って、案外こんな現象が起きやすいのです。
たとえば、こんな感じです。
なんとか片付けようとして、ゴミ袋や洗剤、収納用品を買ってきて、それで満足してしまって先に進めない。
探し物が見つからなかったり、洗濯済みの清潔な服がなかったりして、新たに買ってきてお茶を濁してしまう。
そのようなことが続くと、どんどん物が増え、かえって混乱は増すばかり。
私がポメラを買って、混乱しているのと同じです。
必要な物を買うなら問題ありませんが、安易に買うと混乱が加速することがあります。
お互いに気をつけましょう!
問題を難しく考えすぎない
悩んでいる時の自分の行動を振り返ってみます。
たいていの場合、グズグズと考えているだけで、いや、自分は考えているつもりでも、「何を書いたらいいか、まったく思いつかない」が、脳内で堂々巡りをしているだけです。
たまに、「これなら書けるかな」というものを思いついても、行動に移すことはなく、どうせ良い物にはならないだろうと却下、の繰り返し。
もともと完璧になんてできるはずがないのに、完璧を目指しすぎて、問題をややこしくしてしまっている感じです。
「ちょっとやってみる」を試してみたら、案外いけるかもしれないのに残念です。
これは、片付けの場合で考えると、よりわかりやすいです。
ゴミや物が溢れてしまうと、ちょっと片付けたくらいでは何も変わらない感じがして、つい問題を先送りしてしまいます。
「ちょっとやってみる」を続ければ、やがてそれが習慣になって片付け切ることができるのに。
問題を難しく考えすぎると、いいことはありません。
悩む時間があるなら、ちょっとしたことをやってみること。これが大切ですね!
インプットを増やし記録する
書けないと、こんなことも起こります。
ああ、そういえば岡本太郎記念館に行ったなあ。
箱根のポーラ美術館も良かった。
また行きたい!
そういった好きなことをすれば、きっとnoteも書けるよねと思ったり、いい映画を観たらインスピレーションがわくはずと思ったりします。
でも、イライラしているから映画を観ても全然集中できないし、感動もできません。
場合によっては、感動した映画をネタにnoteを書けるのに・・・。
もう、明らかに悪循環です。
インプットをする時は、一旦悩みごとを忘れて集中すること。それで何かを感じたら、必ずメモを取るのが良さげです。
メモをしてあったら、岡本太郎記念館のことでも、家族との夕食のことでも、ちょっとした文章を書ける可能性が広がったのに・・・。
アウトプットをするには、良いインプットをすることが大切です。
とりあえず手を動かしてみる
宇野千代さんは、「行動することが生きることである 生き方についての343の知恵」の中で次のように述べています。
行動が思考を引き出す
頭で考えるだけのことは、何にもしないのと同じことである。私たちは頭で考えるのではなく、手で考えるのである。手を動かすことによって、考えるのである。
あたりまえですが、書けない時は手が動いていません。
そんな時、ちゃんと考えているかというと、そんなことはなく、漠然と悩んでいるだけなのです。
「これは、ものにならないかもしれない」ということを書き始めるのはツラいですが、可能性があるなら手を動かすべきではないか・・・。
場合によっては、せっかく書いたものがお蔵入りするかもしれませんが、悩んでいるよりもずっとマシです。
片付けも同じです。
何から手を付けたらいいか途方に暮れてしまい、悩んでいるだけでは、何も進みません。
大切なのは、手を動かすこと。
手を動かし始めると、「これは、どう処分したらいいの?」などと、考えが具体的になります。そして、片付けのエンジンをかけることができるでしょう。
私も、とりあえず手を動かして、このnoteを書きました。
最初は、考えがまとまらず進みが遅かったですが、手を動かし始めることによって、徐々に集中力が高まってきて、なんとか書き上げることができました。
宇野千代さんに感謝です。
行動できたら自分をほめる
何かがうまくいかない時は、どんどん自信がなくなっていきます。
自信喪失→行動できない→もっと自信喪失→もっと行動できないの悪循環に陥ります。
そこを切り替えて、手を動かせたとしたら・・・すごいことです。
最初の一歩が一番難しいのです。
片付けでも、ゴミ袋に一袋だけでもゴミを分別できたら、成功への第一歩を踏み出したことになります。
それができたら、自分をほめてあげてください。
私も、自分をほめてあげました。
まとめ
「noteが書けない、片付けられない」時の解決策をまとめます。
・物を買ってごまかさない。
・問題を難しく考えすぎない。
・インプットを増やし記録する。
・とりあえず手を動かしてみる。
・行動できたら自分をほめる。
中でも特に意識したいのは、「とりあえず手を動かしてみる」ことだと思います。
ポメラは、せっかく買ったので、無駄にはしていません。途中からポメラ以外は触らないように意識したら、無駄な行動が減って、いつもよりは早く書けました。
試行錯誤も大切ですね。
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