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心臓手術直前

 8月25日に娘は無事誕生してくれた。妻と娘は1週間入院し大きな異常なく無事退院してくれた。
我が家は俺・嫁・娘のいわゆる核家族。住所は大阪、俺の実家は千葉、妻の実家は福岡。どっちも新幹線コースの遠隔地
今回の出産~手術にあたっては両方の両親にHlepを依頼しており、
妻が出産し退院時から2か月を妻母が住み込みで家事手伝いを、2カ月経過後、今度は私の母が家事手伝いを行ってくれる形で調整。
嫁の実家から子育ての応援にくるのは良く聞く話だが、我が家は育児に追加して病人介護もおまけでついて来る事となった。

9月23日入院、24日直前の説明、25日執刀のスケジュールで入院
24日の事前説明は、医者もリスクを全部告知しておく必要があるので、手術失敗して死ぬ可能性が10%、固まった血栓が飛んで脳梗塞起こす可能性があるだ、半身不随になる可能性やら、心臓機能が元も戻らず寝たきりになる可能性やら、輸血で肝炎になるやら、などなどなどなど
2時間たっぷりリスクの説明を受ける。

なんか、話を聞いていると無事成功する可能性って極めて少ない可能性なのでは?と錯覚してしまいそうになるが、事前に確認した執刀数のデータは数百件のうち死亡1件だったような…。


もはやじたばたしてても仕方なし。と完全に開き直り状態の私はというと
手術前夜は至って普通に過ごした。


むしろ精神的に不安定だったのは妻の方だった模様。
私の実家からも両親が立ち合いに来ており、午前中からその接待(俺は入院しているので全く相手に出来ない中、数回しかあった事のない義理の両親の相手をする)
しつつ、先ほどの脅しにも聞こえる事前説明を受け、かつ生後一か月の子供の育児。
元々寝不足だったが、その日は心配で心配で一睡もできなかったそうな・・・。

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