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【富士見湯】サウナ室に入らなくても満足度高め

2025.2.15 18時過ぎ

遠出しようと思ったけど、出先のサウナも混み合っていて電車に乗って引き返し、駒の湯へ向かうが駒の湯も激混みて諦め、富士見湯へ流れ着いた。
「あと一人だけ入れるね」って番台の店主が言う。ギリギリだったのかよ。ということで富士見湯では一回サウナ室に入れたら良しとしよう、と決め込み脱衣所へ入ると子供たちの集団が大騒ぎしていて圧倒された。サウナの前にすごい、子供たち。この子たちがいなくならないとロッカーまで辿り着けないからひとまず端っこで服を脱いで待機。子供たちが去り、親御さんだけ残ったタイミングで子供が使っていたであろうロッカーに荷物を入れる。ロッカーの鍵に付いたゴムひもが冷たい。壁側のカランが空いていた。隣が薬湯でちょうど若者2人が入ろうとしていた。「うわ、あついなー」なんて言うけど富士見湯のお湯って熱くないはずだけどそんなリアクションしてさっさと出ちゃうなんて熱いお湯を淹れるようにしたのかな。どうせサウナ室には入れないから身体を洗い終えたら薬湯に入る。全然熱くない、というかちょうどいい。富士見湯の好きなところってお湯がちょうどいいところなんだよな。長く浸かれるからリラックスできる。薬湯もだけど、隣のバブラーのお湯はもっと温くてもっと長く浸かることができる。ちょうどバブラーに浸かったおじさんが口を開けて寝ている。たぶん溺れることは無さそうだけど、気になって見てしまう。おじさんが突然、目を覚まして慌てた様子で湯からあがった。寝てしまったことに焦ったんだろうな。今日は僕が凝視していたから溺れる心配はいらないよ。なんか寝ていたおじさんを見ていて自分も伸び伸び浸かりたくなってきた。薬湯は深めの風呂だけど淵に沿って腰掛けできるように段差がある。その段差が僕の身長と相性が良くて縁に頭を乗せて、脱衣所に向かって腰掛け部分で足を伸ばすとちょうど仰向けで浸かることができる。これが昔から好きでやってしまう。これやる人って僕かもう一人常連のおじいちゃんくらい。平気で眠れてしまいそうなくらい、本当にリラックスできる富士見湯で最も最高なポジショニング。結局、サウナ室に入らず終えてしまった。サウナが無くても三軒茶屋の銭湯は水風呂があるし満足度高めなので十分過ぎる。サウナ室に入るために並んでいる人が4人いて今日は入らなくても良い、そういう日だった。今日はサウナの日ではなかった。

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