読書「静かな雨」宮下奈都
パチンコ屋の裏の駐車場で
たい焼き屋を営む
こよみさん
美味しいたい焼きを通じて
繋がりをもつ
しかし
交通事故をきっかけに
朝目覚めると
昨日の記憶は
失うようになった
そんな彼女と向き合い
葛藤する僕
僕の世界にこよみさんがいて
こよみさんの世界に
僕がいる
二つの世界は
少し重なっている
それで
じゅうぶんだ
二人のかたち
きっとこれからも
答えを探しながら
寄り添い続けていくのだろう
かすみそら
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