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【InnoLaboNIIGATA】「イノベーションのまち・長岡」初の長岡開催をレポート!

全国5位の面積で南北に伸びる新潟県は、地域によって異なる個性を持っています。それもそのはず、新潟県は九州に匹敵する長さを持つんです。私も車で旅行に出かけるときは、「どこまで行っても新潟を抜け出せない現象」に何度地図を見返したことか・・・!

今回は新潟県のほぼ中央に位置する「長岡市」で開催したオープンイノベーションプログラム「InnoLaboNIIGATA」の様子をお届けします!


1. 長岡は〇〇のまち

長岡といえば、日本三大花火の"長岡花火"を思い浮かべる人も多いかと思います。もちろん「花火のまち」でもありますが、今回は「イノベーションのまち」として紹介したいと思います。

10月定例会は今年オープンしたばかりの「ミライエ長岡」が会場でした。イノベーションを生み出す場として誕生したミライエ長岡は、図書館やイノベーションサロンを併設した施設で、長岡市民の憩いの場として利用されています。

開放的で明るい図書スペース

今回は特別に、NTT東日本新潟支店のスマートイノベーションラボ(NESTnagaoka)をご紹介いただきました。右脳と左脳を表現した2つのスペースにある最新機能に、参加した企業のみなさんは興味津々!産官学が連携することで、さらなるイノベーションが生まれることでしょう。

コラボレーションオフィスの一角にあるNESTnagaoka

2. 長岡から世界へ「ネクストスター発掘企画」

長岡には4大学1高専があり、約5 ,000名の学生が在籍しています。今回登壇いただいた株式会社Closerのメンバーも長岡高専出身です。これからも様々な技術で新しいサービスを生み出す若い世代が生まれることに、非常に期待が高まります。

長岡市主催の「リーンローンチパッドプログラム2023 DEMODAY」で最優秀賞を受賞したチーム【nexfare】が現在の事業構想について発表しました。今年で5回目を数える本プログラムからは、起業につながった事業もあります。InnoLaboNIIGATAに参加する新潟県内企業のみなさんにも、未来のスターをぜひ知っていただきたい!ということで、「ネクストスターピッチ」という特別企画を行いました。

nexfareによるピッチ(介護施設等で高齢者が買い物を楽しむことができるサービス)

参加した企業からは、

「実証する事業者を複数獲得しており、リアリティが高い。ショッパーズマーケティングの視点からも事業拡大が期待できる。」
「地元の更に若い世代との接点は大変ありがたいため、続けていただけますと幸いです。」

といった意見をもらいました。長岡から世界で活躍する企業が誕生するのも、そう遠くはないかもしれません。


*InnoLaboNIIGATA 10月定例会(共催:長岡市)の開催レポートはこちら


3. 私と地域

「地域に、イノベーションを実装する。」

このエスイノベーションのビジョンにびびっときたのは、今までのキャリアや関わってきた人たちの影響が大きいのだと思います。

私の前職は「地域おこし協力隊」でした。都市部に比べると古い習慣が残っていて少し煩わしかったり、もっと簡単で効率的なやり方があるのにと思ったり。でも、実際に中山間地域で暮らしてみると、「新しさは正しさではない」ということに気づきました。

その地域で大切にされてきたもの、そこで生きる人たちの温度感や想いを尊重しながら、未来をつくるためのイノベーションを起こしたい。相反するように見えるものを同時に解決するために、今後も挑戦を続けます。

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