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あこがれの北欧、そしてフィンランド語

自己紹介にも書いているのですが、ざっくりと北欧にあこがれてます。
コロナ禍で北欧在住のかたのYouTube動画を見つけ、それを見るのが癒しの時間でした。
そこから派生して北欧雑貨を集めたいなと思うようになり、今はどんなものを集めようか具体的に検討しているところです。
ブランドもたくさんあるので、どんなテイストで集めようか、最初の一歩がなかなかむずかしくて決めかねています。

好きになったからには何か北欧について学びたいと思い、結局手を出したのは語学でした。文化に興味をもったら語学。私の思考回路はそのようにできているみたいです。
いくつかある北欧言語から私が選んだのはフィンランド語。
スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語で比べると、もっとも話者数が多いのはスウェーデン語だそうです。
しかし私は、フィンランド語には「男性名詞、女性名詞、中性名詞」や「前置詞」がないということとムーミンの生まれ故郷であることからフィンランド語に決めました。ムーミンの原文をトーベ・ヤンソンがスウェーデン語で書いたと知っても揺らぎませんでした。
もしかしたらそのうちスウェーデン語も勉強したいと思う日が来るかもしれませんが。

去年の下半期からフィンランド語を勉強しようとテキストを買ったものの、渡韓の準備でほとんど手が付けられていませんでした。
しかし韓国に行ったら時間だけはあるだろうと見越して、フィンランド語のテキストは航空便で送っておいたのです。とにかくやる気だけはありました。
そしてようやく2025年、独学なので亀の歩みではありますが、年明けから無事に勉強を続けることができています。
テキストでの勉強で行き詰ってしまったら、フィンランド語を解説してくれているYouTubeチャンネルなどで気分転換することもできて、本当に文明の発展に日々感謝です。

そんなふうにして勉強していた昨日、なんとあの有名な北欧ブランド「marimekko」は、もともとmarinmekko(mariさんのワンピース/ドレス)という名前だったそうで、フィンランド語は名前のうしろに「n」が付くと「○○さんの~」という意味になることを学びました。
ということは、高校のときからの私のあだ名「かすみん」ってフィンランド語で「かすみの~」って意味になるのか! とひとり机で盛り上がってしまいました。
noteでも使っていますが、私はこのあだ名にかなり愛着があります。
「かすみん」がそのままフィンランド語でも意味をもって使えることが、これまで私とこれっぽっちも、つながる糸口すらも見えないような気がしていたフィンランド語との小さな架け橋になってくれたような、そんなかすかなよろこびを与えてくれたのです。

誰かに言われて始めたわけでもない、将来必要なのかどうかもまったくわからない。でもとにかく勉強したい気持ちだけはある。
この気持ち、じつは韓国語の学習を始めたときとまったく同じです。
韓国語の勉強をしていたときも韓国留学を決めたときも、どうして英語じゃないんだ、韓国語を勉強して何の意味があるのか、という言葉は散々言われました。
目に見える結果や、100人中99人がいいと言うものに人は流されやすいです。世の中ではその評価軸が正しいと教わってきたし、社会の大半の評価軸はそうなのかもしれません。
でも、その評価軸で評価できるものとそうでないものがあると思うのです。

内容が何であれ、自分がやりたいことをやり続けることに意味があると私は思います。
三日坊主でもなんでもいいから、とにかくやってみること。
自分がやりたいことをしている事実、やってみたら楽しくて継続できている事実、こうした小さな成功体験の積み重ねは、学習の成果だけではなく、メンタル的にもいい影響があるはずです。
もし周りから気持ちのよくないことを言われても、周囲の否定的な言葉は好きなことをできている自分へのやっかみだと思って、右から左へ流しましょう。

私がフィンランド語の勉強を続けた先に、今はまだ想像もできないような未来が待っているかもしれない、という淡いあわい漠然とした期待を心のどこかに抱きながら、とにかく毎日コツコツ続けてみようと思います。

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かすみん
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