冬のガス料金の高さ 天のごとく
先日、夫が帰ってくるなり「12月のガス料金高っ!!」と言いました。
12月のガス料金、じつに361,200ウォン(今のレートで約38,500円)、11月に比べるとおよそ倍近く増えています。
韓国はオンドルという暖房設備があります。
床下にボイラーで温めた温水の通る管が張り巡らされた仕組みの床暖房で、エアコンなどは使用せず、オンドルで暖をとるのが基本なのですが、このオンドルもガス料金に含まれます。なので実質暖房代なのです。
12月はちょうど寒さも厳しくなってきた時期だったし、仕方ないのかなと思っていました。
日本の寒い地域も、冬は結構暖房代かかりますよね。
でも、ふたり暮らしにしてはやっぱり高いかな、12月の半ばから私が日中家にいるようになったからかな……とぐるぐる考えていたら、夫からさらに追加情報がもたらされました。
「ここよりもっと北に住んでる人はガス代無料なんだよ。その分もこの辺りの人たちで負担してるから余計に高くなってる。異動するときガス代が高いとは聞いてたんだ」
なんだってーーー!? そういうものなの!? 最前線だから??
すんごい稼ぎがあるわけでもない家庭がそれ負担しなきゃいけないって、ちょっとひどくない??
私の心はざわざわ。妙なケチケチ根性が芽生えはじめました。
こうなったら日中だけでもオンドルは消そう!
というわけで、謎にひとりで「日中オンドルOFF生活」を始めました。
オンドルを切ってしまっても、意外と残っている熱で室内は温かく、こんなことならもっと早く切っておけばよかったと思ったりもしましたが、寒波警報が出ているときはオンドルを切れないので、寒波警報が何日も発令されていた12月にそれも無理な話だったかなとも思います。
寒波警報が出ているのにオンドルを切ってしまうと、これまた管の中の水が凍結する恐れがあって、その工事費用がガス代どころじゃないんですね。床下工事になってしまうので……。
さいわい、今週も来週も暖かい日が続きそうなので、ガス代の節約にせっせと努めます。