爪とピック
クラシックギター、アコースティックギター、ウクレレはピックなどを使わない指弾き奏法 ( フィンガー・ピッキング )を用いることが多い。
アコースティックギターではサムピックという親指にはめるピックも使うけれど、クラシックギターで使っている人は見たことがない。
左右で爪の長さが違う
ギターやウクレレは、右利きの場合、左手で弦を押さえて右手で弦を弾く。
左手の爪は短く。
清潔感とかマナーとか、そんな理由ではなく、単純に弦を押さえやすくする為である。ただ、深爪にしてしまうと、爪が剥がれやすくなったり、弦を押さえた時激痛が走ることがあるのでバランスが難しい。
右手の爪は伸ばす。爪の長さは演奏者によって違うけれど、長い人は男女問わず自爪がロングネイルさんです。
爪が長い人の日常
利き手の指先で物がつかめない。
缶が開けにくい。
ネイルがタッチパネルは指の腹を使う。
ボウリングは利き手を使わない。下投げか左手を使っている。
クラシックギタリストなどフィンガーピッキングギタリストのあるあるかも知れないけれど、手は爪切りを使わない。爪専用のヤスリと紙やすりを使う。
爪も仕事道具
ギターやウクレレから、より良いサウンドを出す為に手入れにも力を入れている。爪の長いギタリストやウクレレ奏者に出会ったら、爪について質問すると面白いと思う。人によっては、ネイルサロンに通う女性より爪事情に詳しい。
残念ながら、世の中には、どんなに手入れをしていても爪が長いというだけで不快感を覚えたり、不潔なイメージを持つ人もいる。
爪トラブル
どんなに注意して生活していても、ふとした気の緩みで爪が欠ける、割れる、剥がれてしまう時がある。自分で対処出来ない時は、皮膚科やネイルサロンに行くしかない。
今でこそ、男の身だしなみ、という感じで男性も行けるネイルサロンが増えた。しかし、まだまだ圧倒的に女性専用が多く、女性のオアシスという雰囲気で男性が来ると、今にも男性は場違いだと言いたそうな方もいらっしゃるようだ。