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社員インタビューは旧友に届ける手紙

リアクションイメージを持って発信

コミュニケーションデザイナーかしんです。
以前ITベンチャーで採用広報も行なっていました。

社内で本格的な採用広報活動を担当し始め、『発信は何を意識して行おう?例えば社員インタビューはどんな切り口にしよう?』と思っていたときに他社の広報の先輩にアドバイスをいただきました。
その話がとても参考になったので、メモ。

前提として発信において大切なのは「誰が受け取ってどんな風になってほしいか常々意識すること」。

では、今会社が採用活動したいから、採用ターゲットの人たち向けに記事を発信し続ければ良いの?!と一瞬よぎったのですが、、、実はちょっと違う角度のアドバイスでした。

『なんだかいいね、楽しそう』と旧友からコメントがつくイメージ

「例えば社員インタビュー記事を書くとき、その社員の高校時代の友達が『記事見たよー、今楽しそうに活躍してるんだねー!』ってコメントするイメージで書くと良い」

これが私としてはとても学びでした。
社員インタビューはその人材の魅力を伝えることも大事。特にベンチャーは一人ひとりが看板です。

つい、「採用、広報につながるように」と意識しすぎて
事業・サービス・業務・働き方や価値観・社内文化を社員インタビューに盛り込んで『採用ターゲット向けに発信するイメージで』書こうとしていました。

もちろん、採用ターゲット層に刺さる内容も大事。でも、採用にダイレクトに関係する募集記事ばかりより、広い間口で社内の魅力を伝える記事も織り交ぜた方がいい。事業や社内の価値観は無理に盛り込もうとしなくても、インタビュー相手から自然に滲み出るはず。

学生時代の友達からリアクションが来るような記事を書く。
言い換えるとその業界や文化のことは仮に分からない場合でも、採用情報に直接興味がない場合でも、『この人いいな、素敵だな、輝いてる』と思える書き方の記事。

なるほど、その社員が旧友から「活躍してて素敵!楽しそう」と久々にメッセージが来るようなインタビュー記事を書いてみようと思いました。

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