お店では味わえないウガンダ料理!幻のヤギ肉がトロトロのシチューに
私が所属しているganasサポーターズクラブでは、途上国を知り、交流するためのさまざまなイベントがあります。
今回は、日本語を学ぶアフリカ、ミャンマー出身の生徒さんとアフリカ料理をつくりながらの交流会に参加しました。
お料理を教えてくれたのは、ウガンダ出身の皆さんです。
アフリカシチューづくりに挑戦
ヤギ肉登場。ラムではなくてゴートです!
料理会の前に、日本語学生の皆さんが食材を買い出しに行ってくれました。
普通のスーパーでは買えないものが多いので新大久保のエスニック食材店へ。
lamb(ラム)ですか?と聞いてみたら、なんとgoat(ヤギ)の肉でした!
味付けはターメリック
ヤギ肉を煮て、色がついてきたらターメリック(ウコン)をイン!
さらに、トウガラシも入れて味付けします。
カレーに近い味付けかな、と期待がわいてきます。
野菜はトマトや玉ねぎを加えて煮込みます。
さらに、ニンニクも加えました。
いよいよ味見へ
じゅうぶんに煮えてきたら味見へ。
ここまで約30分です。
味付けは食卓塩で。実はそれ、調理室へ行く前にコンビニで買ったもの。
臭みを消すためでしょうか? ハーブの「タイム」もひとつまみ加えました。
完成です!
この料理に特別な名前はなく「ゴートシチュー」だそうです。
付け合わせの野菜も調理
並行して、付け合わせの野菜も調理していきます。
日本にある野菜だけで作れる
材料は、ナス、にんじん、シイタケ、トウガラシ。
全て日本の八百屋さんで売っているのと同じもの。
アフリカでもそうですか?と聞いてみたら、同じ野菜があるそうです。
塩味で茹でるだけのシンプル調理
付け合わせの野菜は、塩で味付けして軽く茹でるだけでできあがりです!
他にもこんなメニューを作りました
キャッサバ
キャッサバ芋は沖縄で栽培されているそうで、新大久保で手に入れることができました!
今回は、サツマイモもキャッサバもふかして付け合わせにいただきました。
ウガリ
メイズ(白いトウモロコシ)の粉を材料に作る、ウガリ。
粉を水と混ぜて火にかけるとだんだん粘り気が出てきます。
力を入れて混ぜ、おもちのようになったら完成です!
お鍋にお皿を当ててひっくり返すと、大きなおもちのようなウガリが出てきました!
チャパティ
インドの食べものというイメージがあるチャパティですが、東アフリカでも広く食べられているそうです。
小麦粉を水と塩、サラダ油でこねて薄く延ばして焼きました!
いよいよ試食!
1時間少々の調理で、無事今回のメニューができあがりました!
シチュー、サツマイモ、付け合わせの野菜を盛り付けていきます。
ウガリはそのままだと味がないので、シチューやスープに付けていただきます。
気になるアフリカ料理の味は
シチュープレート
初めて食べたゴートシチュー。カレーとはちょっと違う味でしたが、くせがなくお肉も柔らかく、とても食べやすい味でした。
ウガリはおもちよりも柔らかな食感です。
ウガリとフフの食べ比べ
今回、さらに珍しい体験をすることができました。
アフリカ風「いも餅」のような、フフという主食です。
ウガリとフフは食べられる地方が違うので、同じ食卓に上がることはないそうで、食べ比べができたのは本当にラッキーでした。
チャパティとキャッサバも!
キャッサバとチャパティはたくさんできたので、好きなだけお代わりして食べることができました。
焼き芋は横に割りますが、キャッサバは繊維に沿って縦に切るんですね。
くせがなく美味しくいただきました。
焼きたてのチャパティ―は最高で、みんな歓声をあげていました!
お料理会の様子、楽しんでいただけましたでしょうか?
ふだんはオンラインでの活動が中心となりますが、オフラインではもっと珍しい体験ができますね。
お料理を教えてくれたウガンダの皆さんも、「この料理会を毎週晩ご飯にやりたい!」と話すくらい盛り上がりました。