解いてみた【千葉県立中学入試】21一次:1-1 3あ、い 解答の"型"と言語化
■noteに書く意味合い、目標
ここを参照!
これは、柏の葉にすむ保育園児の父が、
中学入試について早すぎる研究を開始し、子育てに生かすための記事。
書いていく答えは個人的な解答で、参考まで。
■1.あ:商品の価値を上げた
聞かれていること:〇〇をうめたい。
「資料17,18を参考にして、竹を加工して〇〇ものを紹介したり、販売したりできないかな。」
答えるまでの思考ステップ
1.資料17,18って何言ってたっけ?振り返る。
資料17,18は、6次産業のところですね。
資料では、生産だけでなく加工や販売をする。
ときには大学や会社と協力しています。
これって、何のためにやっているんでしょうか?
一つは、収入を増やすことにつながりますね。(資料15)
では、その途中の加工をすることで何が起きているのでしょうか?
資料17、18によれば、加工によって商品の価値を上げるとあります。
と、いうことで、こたえは「商品の価値を上げた」がいいでしょうかね。
2.こたえを見直す
今回は、10文字以内におさまっているので、このままいきましょう。
■補足1:どんな話し合いをしているのか、全体の流れをつかもう。俯瞰しよう。
これまで、こんなことが書かれてきています。それを思い出そう。
1の問題:
市では木材が特徴で、
それを活かすなどしてまちを盛り上げてていること。
2の問題:
道の駅で6次産業をしていて、地産地消をして
まちに良いことが起きていること。
3(今回)の問題:
あいちゃんたちが住む菜の花市では、「竹」の良さを知ってもらう取り組みをしたい。
ここまで整理できると、
問題にとらわれなくても、きっと竹を6次産業にして、販売額を上げる話につながるのかな?って想像できそうじゃないですか?
いわゆる、話が早いってやつです。
しかし、一個一個の問題を見ていると、しっかり読んでいるにもかかわらず
全体でどんな話が行われているかつかみにくいです。
父は子供のころ、個別の問題を解くスピードは速いけど、
全体的な主題をこたえたりする問題にとても弱かった記憶があります。
このように、全体を見ていなかったんだなと反省しました。
息子が問題を解く時には、これって全体的にはどういう話なの?と俯瞰視点を忘れないように会話を取り入れていきたいと思います。
■2.い:先生の説明から生まれたいいアイデアとは?
求められていること:
・資料5,10,12,19をもとにして具体的に書く。
・(菜の花市の特徴をいかして)どの機能を使って、
どんな効果を得られるかに触れる
・40-50字でかく
答えるまでの思考ステップ
1.まず資料に何が書いてあるのか整理しよう
資料でそれぞれどんなことが書いてあったか思いだそう。
いったん、表にしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1724676630493-faGwJ6bB1k.png?width=1200)
2.この資料をどう使うか考えよう
この資料の例は菜の花市の例ではないから、
そのまま使えるわけではないですよね。
使えるのは、考え方です。
それぞれの資料でなにをいいたかったのか、
この問題の回答にどう使えるのか、考えてみましょう。
例えば、父はこのように整理しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1724676774954-IYWGoF6H7u.png?width=1200)
3.こたえのテンプレートを作ってみる。
聞かれているのはこんなことでしたね。
求められていること:
・資料5,10,12,19をもとにして具体的に書く。
・(菜の花市の特徴をいかして)どの機能を使って、
どんな効果を得られるかに触れる
・40-50字でかく
字数はあとで考えるとして、
・菜の花市のどんな特徴をどのように使うか
・どの機能を使って、どんな効果を得られるか
これが答え方になりそうです。
よって、答えのイメージはこんな感じです。
「〇〇の機能を使って、〇〇の効果をえるため、菜の花市の〇〇の特徴を生かして、〇〇をやってみる。」
それぞれの資料でどんな言葉が出てきたか整理しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1724677399372-GgzVjiuuMt.png?width=1200)
例えば、父はごはんが好きです。
そこで、田んぼを使って作ってみます。
田んぼでは、作物ができますね。
作物は加工し、販売(6次産業)につながりますね。
そこで、こんなこたえをつくってみました。
地域連携機能を使って、観光客数を増やす効果を得るため、
田んぼが多い特徴を生かして地域でとれた作物を加工した特産品販売所をつくる。(64文字)
長いですね!短くしましょう。
地域連携機能を使い、観光客数を増やす効果をねらい
田が多い特徴を生かし地域の作物を加工した特産品販売所をつくる。(55文字)
長いですね!短くしましょう。
地域連携機能を使い、観光客数増加効果をねらい
地域の田でとれた作物を加工した特産品販売所をつくる。(48文字)
おさまりました!
ちなみに、トップ画は、問題文を読んでいて感じたあいちゃんのイメージ。
うーん。小学生ってこんな感じだったっけ?
ヒー、これで1-1が終了。
いったんまとめようかな?次に行こうかな?