朝食の準備ができました
娘と約束をした。
一緒に朝ごはんを作ろう!
前回の日曜日に美術館に行ったとき、お土産を買ってあげた。その時、小学2年生の娘が選んだ本は、「ひもほうちょうもつかわない 平野レミのおりょうりブック」だ。
文字通り、火も包丁も使わない、ついでに、漢字もつかわない、レシピ本。
この絵本を読んで、レシピ通り作るのを楽しみにしてはいたものの、平日は疲れて、朝起きれないらしく、一緒に朝ごはんの準備はできなかったが、やっと今日実現することができた。
昨日、一緒に買い物に行き、レタス、パン、バター、チーズ、ハムを買い、準備は万端。
いつもの休日より、少しだけ早く起きて、私と朝ごはんの準備に取り掛かった。
レシピは食パンのオープンサンドだったが、準備したのは、バターロール。真ん中に切れ込みを入れ、バター、マヨネーズを塗り、他の具を挟んで出来上がり。
言葉で言うと簡単だが、苦労しながら作っていた。
私は最低限の準備だけ手伝い、娘に任せたので、時間はかかった。
しかし目を輝かせて、いろいろとトラブルを乗り越え、娘なりの工夫をしながら、バターロールのサンドウィッチを完成させた。
気分を良くした娘は発想が広げた。
「ホテルの朝食みたいだね。だからホテル風にしよう。」と言い、冷たい牛乳を入れ混ぜて作る、冷製コーンスープを作り、コーヒーを入れてくれた。
ヨーグルトも準備して、料理は完成。
盛り付けも、サンドウィッチとサラダをオシャレに盛り付けて、テーブルの準備はできた。
あとは、ママを寝室に呼びに行くだけ。
その前に、「あっ、音楽もかけよう」と言って、電子ピアノに録音されているクラシックをかけて、準備完了。
パパはほとんど何もせず、娘が頭と手を動かした。
親バカだが、今回娘ができたことをまとめてみると、
まず、絵本を自力で読んで理解できた。
レシピの料理をある材料で作るためにアレンジした。
作った料理をメインとして、ホテル風というテーマに沿ったサイドメニューを考えて作ったり、準備した。
場の雰囲気の演出のために、音楽を準備した。
「おはようございます。お客様、朝食の準備ができました。ごゆっくりとお楽しみ下さい。」とママを洒落た言葉で起こし、簡単に料理の説明をしていただいた。
今日は最高の朝食をいただいた。
星3つ。