おさらい「魔法科高校の劣等生(27) 急転編 」
司波達也を無力化するため、USNA、新ソ連の一部の人間が国を動かし、日本でもそれを阻止するため四葉家を中心に暗躍している処に、九島光宣のパラサイト化騒動が絡んで来てややこしくなっている。
前巻までのあらすじ
パラサイト化したリーナを処刑するチームが日本に潜入しようとして、座間基地に到着した瞬間に撃退しパラサイトを封印。
ただ、別の横須賀ルートで3人のパラサイトが侵入していた。
詳しくは此方↓
十師族
四葉家(司波達也)
達也は幹比古の協力で封玉を習得する。
新ソ連の日本海侵攻を想定して「トゥマーン・ボンバ」の根幹となる「チェイン・キャスト」を利用した戦略魔法の基本設計を吉祥寺に送る。
リーナからの要望でカノープス少佐の救出をするため、三矢家からミッドウェー島の情報を得る。
己焼島に攻撃をしてきたUSNAの奇襲部隊を迎撃するが苦戦。
東京から援軍に駆けつけた達也が参戦してやっと撃退したが、水波の居る病院を光宣に襲われる。
深雪が精神氷結魔法で光宣を殺害しようとしたら水波が庇い、そのまま攫われてしまう。
九島家(九島光宣)
祖父を殺してしまったショックで3日間動けず。
七草、十文字の守備を突破するために九島家に協力を要請。
九島家はそれを受け入れる。
己焼島に奇襲するスターズ達に光学迷彩の術式をスターズ隊員の魔法演算領域を使って使用させる事が出来るようになる。
パラサイの中で光宣が親、スターズ達が子という関係になってしまっている。
そして、子のスターズに己焼島に奇襲させ、難敵の司波達也を援軍に向かわせ、親である光宣は水波を攫うために病院を襲う。
十文字、四葉はパラサイトドールを自爆させ、パラサイトが新たな宿主を得るために一般市民を襲うのを防ぐために奔走させ、光宣は病院へ侵入。
司波深雪の精神氷結魔法コキュートスで危機に陥るも水波が庇って来たので、そのまま攫う。
一条家
吉祥寺に達也からチェーン・キャストの基礎設計を送られる。
それを一条将輝の爆裂と組み合わせるように構築する。
7月8日、佐渡島にて一条将暉、吉祥寺が新ソ連極東艦隊の奇襲に対し戦略級魔法「海爆」を撃ち新ソ連極東艦隊の分艦隊を全滅させた。
そして、一条将暉は新たな戦略級魔法師になった。
国防軍からの要望で、神経パルスに干渉して語感を狂わせる「神経攪乱」を使える茜へと劉麗蕾の側に居ることになる。
その茜の護衛に将暉が付く事となる。
三矢家
司波達也にミッドウェー島の情報を教える。
その情報を国防軍の101旅団の佐伯少将に報告する。
国防軍
九島烈の信奉者が多く所属する「抜刀隊」が仇討ちをするため動き出す。
小松基地に劉麗蕾が亡命して来たが彼女の戦略級魔法を封じる魔法を司波達也に依頼するが、パラサイトの警戒のため動けないと断られ、一条家に依頼が行く。
新ソ連極東艦隊の侵攻に対し、迎撃に出た小型艦八隻が「トゥマーン・ボンバ」で撃沈される。
国外
USNA
スターズ基地司令ウォーカー大佐は、暗殺専門部隊イリーガルMAPを司波達也に仕向ける。
リーナが達也にミッドウェー島に監禁されているカノープス少佐の救出を依頼。
ディオーネー計画
司波達也を地球から追放する計画が頓挫したため、エドワード・クラークの手を離れ科学局の学者達の手に渡った。
新ソ連の日本海侵攻の裏で太平洋の己焼島の恒星炉プラントの破壊工作を企画実行する。
その破壊工作が成功すれば、司波達也のディオーネー計画に参加させれると希望に縋る。
スターズは己焼島を襲撃するため空母インディペンデンスにて出撃する。
随行していた高速ステルス艦「ミッドウェイ」にて己焼島へ急襲するが、援軍に駆け付けた司波達也に撃退される。
新ソ連
ベゾブラゾフが「トゥマーン・ボンバ」を使用できるようになり大亜連合を撃退。
大亜連合から休戦の提案があり、その条件に戦争犯罪人として戦略級魔法師の劉麗蕾を引き渡すように大亜連合に要求する。
劉麗蕾を日本に逃がし、その身柄引渡しを日本に求めてながらも艦隊を南下させる準備をする。
その裏でUSNAが己焼島の恒星炉プラントを破壊するようにベゾブラゾフがエドワード・クラークに提案する。
7月8日、新ソ連極東艦隊がウラジオストクを出港。
ベゾブラゾフの「トゥマーン・ボンバ」で迎撃に出た日本艦隊を攻撃し八隻を撃沈するが、一条将暉の「海爆」で分艦隊12隻が撃沈される。
大亜連合
新ソ連に侵攻するも
ベゾブラゾフの「トゥマーン・ボンバ」を使われて侵攻部隊は壊滅、休戦を提案し新ソ連は大亜連合の戦略級魔法師、劉麗蕾の身柄引き渡しを要求される。
その情報を知った劉麗蕾は、新ソ連の工作員林少尉に説得され日本へ亡命してしまう。
旧石川県の小松基地に保護される。