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読んだ本のレビュー「電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民」エグい

読んだ本のタイトル

電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民
著者:本間龍 氏

あらすじ・内容

東京五輪エンブレム盗作問題、五輪招致における裏金疑惑、ネット業務不正請求事件、そして、高橋まつりさんの過労自殺事件……
数々の問題を起こしても、巨大利権を掌握する電通の肥大化は止まらない。
それは相も変わらず、電通が「メディア最大のタブー」であるため、ジャーナリズムの追及が中途半端であり、本質的な改善がなされないからだ。
本書では、これらの問題の深層に踏み込むとともに、自社は巨大な利益を確保する一方で、9万人もの国民をボランティアという名目でタダ働きさせようとする、理不尽かつ驚愕の電通の目論みを、はじめて指摘する!
マスコミでは絶対に描けない電通の姿がここにはある! !
(以上、Amazonより引用)

感想

電通といえば本間龍 氏。
多分、電通についてもっと詳しい人はいるのだろうが、調べた事を周りに公開する人は彼しかいない。

約3年前に書かれた本だが、東京五輪がコロナで延期になり、IOCの会長が日本に来ている今、読んでみると全く変わって無い事が判る。

むしろ、アクの強さが際立って見えてしまっている。
エンブレム問題。
裏金問題。
高橋まつり氏の過労自殺問題。
彼女も関わっていたネット業務不正請求問題。
現状全て有耶無耶にされている。

更に今ではコロナ騒動で、アベノマスクと揶揄されたマスク騒動でも国から受注した会社(?)から業務を丸投げされた形で受注して、他の会社に丸投げしている。

普通の国の仕事は下請けに丸投げする事は基本的に禁止されてるのに、、、
何故、その会社になり、その先の何処の会社に投げたかも公表されてない。
分からないと返答されても許されてしまう。

許されてしまう事も利権だよな。
それを許すのがジャーナリスト界のシガラミによる矜持の無さだと思う。

オリンピック中止をすっぱ抜いた本間龍 氏への取材をして公開するドイツ、アメリカのジャーナリスト。
公開直前はまでは行くが、ほぼ確実に公開しない日本。

「ジャーナリズムとは報じられたくないことを報じることだ。それ以外のものは広報にすぎない。」
byジョージ・オーウェル

あ、広報か、、、
なんか納得。
その広報に金払って読むのは嫌だな。。。

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