「神達に拾われた男 14」感想・ネタバレ
どんな本?
『神達に拾われた男』は、Roy 氏が書いているライトノベル。
イラストはりりんら氏が担当。
小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた作品を書籍化したもので、2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は290万部を記録している。
物語は、ブラック企業に勤める中年サラリーマンの竹林竜馬が、死後に三柱の神によって異世界に転生するところから始まる。
竜馬は、神達からの加護を受けて、森で一人暮らしをしながらスライムという魔獣の研究に没頭する。
やがて、公爵家との出会いをきっかけに街での生活を始め、冒険者や経営者として活躍している。
スライムは、見た目はぬるぬるした不気味な生き物ですが、実は様々な能力や個性を持っており、竜馬の友達やパートナーとなる。
この作品は、異世界スローライフファンタジーというジャンルに分類される。
異世界スローライフファンタジーとは、主人公が異世界に転生や転移した後、前世の苦労や戦闘から離れて、のんびりとした生活を送るというストーリーとのこと。
この作品では、竜馬がスライムや他のキャラクターとの交流を楽しみながら、自分の好きなことに打ち込んでいく様子が描かれている。
この作品は、小説のほかにも漫画やアニメにもなっている。
漫画は、蘭々 氏が漫画を担当しており、ガンガンONLINEにて連載されている。
アニメは、2020年10月から第1期が放送され、2023年1月から第2期が放送されている。
読んだ本のタイトル
神達に拾われた男 14
著者:Roy 氏
イラスト:りりんら 氏
あらすじ・内容
異質なオーラを纏う魔石の発見は神々からの新たな依頼の始まり!?
感想
亡霊の街での常闇草採取の旅は、アンデットの大群との戦いから始まった。
大規模な戦闘は、門を火薬で破壊しアンデッドを一掃する作戦からスタート。
リョウマはゴブリンたちを指揮し、光属性の魔力を付加した武器でアンデッドを効率的に倒していく。
リョウマの従魔たちが主力となり、新戦術の開発とゴブリンの戦闘改善が図られた。
正午までにアンデッドを排除し、街の探索を進める。
中央塔を拠点にし、グレイブスライムとホーリースライムによる防御体制を敷く。
リョウマは料理を焚きスモークスライムで煙を広げ、アンデッドを大人しくさせる。
夜、装備の整ったアンデッド「看守」が現れるが、リョウマの新魔法とシーバー達がこれを倒す。リョウマはギター演奏で怨霊の心を癒やした。
翌日、歴史的な「飢渇の刑場」への探査。ここは昔、死刑囚が拘束されていた場所で、現在はアンデッドが生息する危険地帯だ。
リョウマたちはアンデッドと戦いつつ、レミリーに必要な常闇草を探し、最下層で発見する。
リョウマは地中に違和感を覚え、掘り進めて多くの闇属性魔石と、巨大な黒水晶のような魔宝石を発見。
レミリーの解呪魔法で一時的に安堵するが、呪いは完全には解けず、彼は自身の判断に疑問を感じる。再解呪後、高位の呪術師や祓魔師への相談を決定。
探索終了後、ラインバッハのドラゴンで亡霊の街を後にする。
ギムルに帰還し、リョウマは教会で神界に意識を飛ばす。
ガイン、クフォ、ルルティアの神々に報告し、魔宝石に邪神の欠片が宿っていたことが判明。
リョウマは「孤立の呪い」を受けていたが、人間関係に依存しない彼は1年間の定期訪問で解呪を計画する。
新神メルトリーゼからシュルス大樹海の協力依頼を受け、強力な魔獣を排除する。彼は加護を受け取り、闇魔法や呪いに対する耐性を得る。
リョウマはダルソンに鎧の修理を依頼し、新装備を準備。
自店舗での勤務態度や教育問題に対処し、前世の会社で受けたパワハラに関する資料を使用し、共感を呼ぶ。
公爵家からの呪術師による呪い診察後、リョウマは自らが神の子であることを公爵家に明かし、支持を得る。秘書エレオノーラ・ランソールの提供を受け、技師としての地位を強調。
シュルス大樹海での魔獣との戦闘を経て、リョウマはコルミ村跡地に向かい、魔獣を排除。大樹海の環境に適応しながら進行し、魔法を駆使して目的地に向かう。
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