読書感想文「プロペラオペラ」こりゃ凄い
簡単な感想
昭和初期の頃の日本のような国が太平洋を挟んだ国から侵略を受ける。
それを跳ね返すため、その国も軍事力強化をら始まるのだが地力が違う。
それをどうにかすると天才参謀が、、、
「こちょこちょ」に弱いのに?w
読んだ本のタイトル
#プロペラオペラ
著者:#犬村小六 氏
あらすじ・内容
美少女艦長+天才参謀、天空の艦隊決戦へ!
極東の島国・日之雄。
その皇家第一王女イザヤ18歳。
彼女はしかし同時に、重雷装飛行駆逐艦「井吹」の艦長である。
イザヤのためなら命を投げ出す乗組員達は、全員彼女の大ファン!
そんな「井吹」に、突然イザヤの部下として乗り込んできたのは、主人公クロト。皇族傍系黒之家の息子であったクロトはイザヤとは幼なじみであったが、ある日、イザヤに対し最っ低の事件を起こして皇籍剥奪となり、家族もろとも敵国ガメリア合衆国へと逃亡したのであった。そのクロトが(どのつら下げて)なぜ今ここに!?
クロトは言い切る、「俺はガメリアを牛耳る怪物から日之雄を守るために帰ってきた」!おりしも我が国日之雄は、カネと武力で日之雄を我が物とせんとするガメリアと開戦に踏み切った。イザヤとクロトは「井吹」を駆り、超大国ガメリアの世界最強飛行艦隊に対し決戦を挑む!!
自信満々、超傲慢、頭が切れるのに加えてバカがつく努力家クロトの大驀進人生の絢爛舞台、ファン待望の犬村小六真骨頂「空戦ファンタジー戦記」が堂々開幕!!!
(以上、Amazonより引用)
感想
時代的には西暦1930〜1940年の日本のような国。
独特の発展をしており、船と飛行機が合体したような艦艇が多々あった。。
そんな世界の最初の1ページ、、
帝から氏を貰っている傍流系の皇族(10歳)が、ソイツが帝の娘(10歳)にプロポーズ。。
その理由が、皇王になるためらしい。。
普通なら笑い話で終わるのだが、、
不満を持った使用人がデータを新聞社に持っていって、その事は表沙汰になってしまう。
そして、その皇族は反逆罪を問われて御家もおとりつぶし。
もうこの国では生きていけないと、父親と自由の国へと渡ったのだが、、
自由なのは白人に限る事だったようだ。
貧乏な有色人種は人間扱いされず、白人とは区切られて生活をさせられる国だった。
何が自由の国だ、、
そんな中に元皇族の男の子が証券取引所を引っ掻き回す。
それに目をつけた男は、、
彼を相棒にして巨万の富を手に入れ、最後に彼を罠にハメて破滅させたが、、、
彼の幼馴染を手に入れると言って来たので、それを阻止するために自国へ戻り軍人へとなる。
そして、空雷戦用の駆逐艦の艦長となってる幼馴染の元に行くのだが、、
まぁ、反逆者の一族だし?
そう簡単には仲間に入れて貰えないと思ったら。。
アッサリと受け入れられた、、
そして、後半はそんな仲間達と侵略して来た大国を相手に戦端が開かれるのだが。。
相手の新兵器で自国艦隊は潰走寸前。
そこにお飾りと思われていた空雷戦用の駆逐艦が相手の中枢に突撃した。。
おいおいいきなりだな。
血生臭いぞ。。
でも、その展開は読めなかった。
非常に面白い。