冷え性と妊娠・出産関連の後悔〜逆子と帝王切開の第二子不妊への影響〜①
寒い日が続き、体の『冷え』を感じたりしませんか?
私は毎日感じてます💦
そこで、冷え性に関する私の過去の妊娠、出産に関して後悔していることを『妊娠・流産編』と『出産・第二子不妊治療編』の二本立ての内容で執筆したいと思います。
10年以上前のことも多いので、覚えている範囲での話になりますのでご了承ください。
私の経験は数少ない例の一つである可能性もありますが、もしも記事を読んでくださった方がそういうこともあるのだな、と少しでも役に立ててもらえたら。。。と思います。
今回は第一弾の『妊娠・流産編』になります。次回以降の本編へのプロローグです。
冷え性が持病の潰瘍性大腸炎に影響している可能性があると考えている話は前にも記事にしています。
冷え性により血流が滞り、酸素や栄養が細胞に供給されなくなると免疫力も弱まります。
自己防衛するための能力が落ちるために、自分で自分を攻撃する自己免疫疾患にもなりやすいのかもしれないと考えています。
また、冷えにより慢性炎症が起きやすく、様々な病気を引き起こす可能性があるようです。
実はこの私の冷え性、妊娠や出産時にも大きな影響を及ぼした可能性があります。
下腹などの下半身は特に冷えやすいんですよね。
私の第一子妊娠までの出来事
稽留流産
私は第一子妊娠の約二年前に一度妊娠しましたが、『胎嚢が小さい』と言われた後に稽留流産。自然流産を待つよりも、手術をした方が次の妊娠の為にも良いと、手術をしました。
が、医師には何故か何もなく、摘出出来なかったと言われました。
子宮内容物が消えてしまった原因として、『胞状奇胎』を疑われましたが、詳しくはわからないままでした。
また、流産手術で辛かったのは、点滴を入れる際に私の血管が細いせいもあり、8回くらい失敗されたことです。
流産による心の痛みに追い打ちをかけるように体の痛みを受け、初めて受ける手術への不安も混ざり、つらくて悲しくて恥ずかしい気持ちも飛び、本気で泣きましたね💦
この血管の細さについては、冷え性の人によくあるようですね。血流の悪さに繋がるのだと思います。
手術後は鈍痛を感じながらもすぐに忙しく働いていたので、かなり体に負担になっていました。
職場にも既に妊娠を伝えていたので、職場復帰後は複雑な気持ちでしたが、周りの人たちに優しい言葉をかけてもらったことを覚えています。
その後元気になってきた頃には、海外旅行に行ったり、第二の新婚旅行気分を味わいながら、つらい気持ちを時が解決してくれるのを待ちました。
第一子の妊娠
流産に冷え性が関係しているかはわかりません(医師からは胎児側に原因がある染色体異常のケースが多いと聞きました)が、流産後2年くらい不妊の状態だったのは冷え性が影響していた可能性はあります。
なぜなら、2年後に冷え性に効く漢方『当帰芍薬散』を飲んだ後に妊娠したからです。当時のことについて書いた記事はこちら。
流産後の2年間は不妊治療への心のハードルが高かったのど、何とかなるだろうと変に楽観的だった為、特に妊活をしていませんでした。
そんな中、仕事で初めて転勤になってからすぐに妊娠発覚。今まで長いこと出来なかったのに何故か転勤したばかりの時期に妊娠したので驚きました。環境の変化があった時に妊娠しやすいという話は聞いたことがありましたが、そのせいだったのかはわかりません。
病院は、流産した時と同じ病院に行きました。
切迫流産
担当医からはまたもや『胎嚢が小さい』と言われ、落ち込みました。
その後慣れない環境で忙しく仕事をしたせいなのかはわかりませんが、急激に体調不良に陥り、切迫流産となります。
同時に『妊娠継続確率は二分の一』と医者から告げられました。50%という数字が、大きくも小さくも思え、気持ちのやり場がなくなりました。
この頃は腹痛で歩けなくなるような絶対安静の状態。
入院ではなく、実家のお世話になることを選びました。当然仕事はいけません。
一日中実家のベッドの中で不安過ぎる毎日を過ごしていました。
そして、なんとか外出できるまで体調が回復してきた頃、心拍確認の為病院に行きました。
そこには大きくなった胎嚢と小さな胎芽が。
ドクドクという音。
今までのことが頭を駆け巡り、『だめかもしれない。。。』『でもどうか、神様!』という半々な気持ちを抱えていたので、とにかく信じられるような信じられないような不思議な感覚と感動に涙がこぼれました。
この心拍確認を義父にも報告したところ、なんと切迫流産の報告を受けてから、毎日欠かさず近くの神社まで歩いてお百度参りをして下さっていたという話を聞き、驚きと感謝の気持ちで涙が溢れたことを覚えています。
それから主治医を決める段階になり、選ぶことができたので、流産時の医師ではなく、優しそうな医師に変えることにしました。
そして、安定期になりやっと体調も安定してきました。
やっと安心感が出てきた頃でしたが、突然担当医から『逆子の状態ですね。これから治る可能性もありますが、出産まで治らない場合は帝王切開になります。』と言われ焦り出す。
鍼灸で治る場合もあるらしいと、鍼灸師を紹介されるも色々ありすぐには開始せず。
その後数週間経って鍼灸を開始するも時既に遅しで逆子治らず。
逆子を治す為の体操もしましたが、体操をするとなぜかお腹が痛み、うまく出来ず。
結局逆子は事前に決められた手術予定日まで治らず、帝王切開で出産しました。
そして、妊娠当時はまさか逆子が第二子不妊に繋がるとは思ってもみなかったのですが、このことについては次回以降の、『出産と第二子不妊治療』の回に詳しく書いていきたいと思います。