
『ナイブズアウト 名探偵と刃の館の秘密』映画感想。
有名ミステリー作家ハーランの自殺に見せかけた不可解な殺人に巻き込まれた看護師マルタ。
探偵ブランの名推理により、事件の思わぬ真相が見えてくる。
金持ちの描き方が秀逸で、亡くなった作家の父の遺産がマルタに全ていくことがわかった途端、手のひらを返すようにマルタに罵声を浴びせかける家族たち。
マルタと歳が近く友人のーだけは別だけれど、心の弱さからマルタの家族の秘密を他の親類に打ち明けてしまう。
疑いが晴れたマルタが酷い目に合わされながらもこれからこの家族が心配と頭を悩ませる姿が意地らしい。
こうゆう子がお金を持ってくれたらなー
世の中に還元されていくんだろうなー
流れが軽快で観ていて飽きない映画だった。
後、家の中の装飾が良い。
特に刃のオブジェ。
劇中ではその前に椅子を置いて座っているので、正に
「ゲーム・オブ・スローンズ」の”鉄の玉座”。
どちらの話も根幹としては王座取りのゲームの話なので、それでオマージュを入れたのかな。
「ゲーム・オブ・スローンズ」が大好きなので、それだけでテンションが上がった。