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対話から得た価値観

大学生とは思えない落ち着き。
日々どのようなことを考え過ごしているのか。
将来をどう捉えているのか、
一言一言じっくりと考えながら会話をする青年に話を聞いた。

葛飾人。第21弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。

今日の葛飾人は、
現役大学4年生。
来年4月からは就職する田嶋秀大さんに注目。
「秀大」=しゅうと=シュート。
サッカー好きのお父さんが名付けた名前を持ち、
競技を通して、人生において大切な価値観を得たよう。

「今のテーマは『人を否定しないこと』なんです」
大学生と話しているはずだが、
なんだか大先輩と会話をしている気持ちになった。
「定期的にテーマを設定して過ごしているんですが、
ここ2〜3年はこのテーマです」と秀大さんは話す。

高校3年生までもクラスでは目立つ存在。
言いたいことを友だちにもはっきりと伝えるタイプだった。
喧嘩になる時もあった。
しかし、高校3年生の経験で大きく人生観が変わった。

自分の一言一言で身近な人がいい気持ちをしていないことを告げられた。
はっきりと伝えることがいいことだと思っていたが、
「そうではないときもある」、ということに気づいた。
伝えてくれた人の表情が忘れられない。
人に辛い想いをして欲しくない、怒らないで過ごそうと決めた。

高校3年生、100人規模のサッカー部のキャプテンに就任した。
チーム内の投票で選ばれた。監督との信頼関係も築き、
半分選手、半分監督のような立ち位置になった。
監督ということは、レギュラーメンバーを決めたりもする。
同学年から、
「同い年のメンバーになんで決められなきゃいけないんだ」という
冷たい声も聴こえた。

「でも、投票で選んでくれたんだ。みんなが選んでくれたんだ。」
という事実を自信に変え、日々過ごした。
何か足りない、、、と考えていた時、1人1人との対話を実践した。

休み時間も同期、後輩のサッカー部員がいる教室を周り、
とにかく、1人1人と対話を重ねた。
すると、
「こんなこと考えていたのか」、「そんな考え方もあるのか」...
と自分が今まで考えていた思考を超える価値観を
たくさん知ることができた。
そして、人はそれぞれ違う考えを持ち、
それぞれに良さがあることを知った。

そこからだ。
「人を否定しない」というテーマが自分の中に芽生えてきた。
評価する自分が幼稚。
それぞれの良さに目を向けて接するんだ。
高校3年生、サッカー部引退の時の達成感は一生ものだ。

「怒らないと決めている」
「人を否定しない」
冷静な考え方を持つ秀大さんは、大学生とは思えないほどの落ち着き。
しかし、そんな自分よりも魅力的に感じる人たちがいる。
夢中になって、感情豊かにまっすぐに突き進んでいる人。
自分もあんな風になれたらな〜と思うこともある。

冷静を持ち合わせている秀大さんが夢中になり、
「よっしゃ〜!!」と叫び、何かに打ち込むと強い。
そんな瞬間に出逢えることを目指して、今、秀大さんは新しい対話の時間を
自分で作っている。

初対面の人とも話すことを拒まず、とにかくいろんな人と対話をしている。
そこで得られた新しい発見を大切に、
自分の夢中な叫び声が心の底から出せる日を楽しみに待っている。

そんな秀大さんが叫びはしないが夢中になれることは料理。
パスタやオムライス、お肉のソテーなどを作る。
将来、人を招き、少人数でもいい、
自分の作った料理を食べてもらい、人が喜ぶ顔をみたい。
そんな空間を作れるといいな〜と思いながら、
人との対話で自分磨きを続けている。

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やっぱり大学生。
冷静でもこ〜んな無邪気な笑顔。これからの人生楽しみですね!

高校生で得た経験で価値観が広がった。
そして今もいろんな人との対話で、価値観を広げ続けている。
10年後、どんな人生観を持ちながら日々を過ごしているのだろう。
深化した秀大さんと対話できる日を楽しみにしています。

私も人のいいところを見つめて、対話しながら生きよう。
教えてくれてありがとう。

秀大さんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.55」配信中( 9月27日13時〜)!
落ち着いた声に見え隠れする照れた愛嬌のある笑顔をどうぞご堪能くださいヽ(´▽`)/

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