【囲碁おすすめ書籍】ひと目シリーズ
この週末は趙治勲先生のひと目シリーズで序盤の勉強をしていました。
土曜日に定石と布石を解いて日曜日は実戦問題の慈風編に収録されている6局を並べてみました。
ひと目の定石
まずは定石です。ダイレクト三々などの星や小目の最新の基礎定石を身に付けることができます。小目であればナダレ定石や妖刀定石など難解な変化のある応用定石ではなく基礎定石が多いので、19路盤デビューする方や私のように序盤が苦手な方におすすめです。
ひと目の布石
定石の後に試合を組み立てる布石の考え方が分かりやすく紹介されています。手を抜いて大場に回るべきか否かという私の苦手な分野を補強してくれます。問題もAorBの二者択一なので19路盤デビューする方にもおすすめです。
ひと目の実戦問題 慈風編
初手から終局まで趙治勲先生の名局を鑑賞することができます。この書籍もAorBの二者択一で出題されていくので解きやすいです。趙治勲先生が対局した6局が収録されていて、小林覚先生や武宮正樹先生といったベテランから山下敬吾先生、井山先生と今も名人リーグで活躍されている相手との対局が解説されています。
個人的には2局目に収録されている小林覚先生との対局が白番での立ち回りで勉強になっています。4局目と5局目は序盤から急戦になっているので難解なイメージを持ってしまいますが、終始プロ棋士が対局でどう考えているか並べる度に身に付いている気がします。他の見所として各対局の末尾に趙治勲先生の書が掲載されています。
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