【囲碁】付加価値を付ける
囲碁の記事を中心に毎日noteしている過祭と申します。
本記事は囲碁の付加価値を紹介して少しでも多くの方に知って頂きたいと考えています。
囲碁には付加価値が必要
仲邑菫女流棋聖の韓国移籍報道があってからnote内でも日本囲碁界の立て直しを求める声を聞くようになりました。
それこそ有名なプロの先生と思われるアカウントも拝見しましたし、顔見知りのクリエイターの方も記事を投稿していました。
若い人たちに中々囲碁の魅力が伝わらない事もあり、競技人口は年々減少しています。
「ゲームとしての魅力」より囲碁を打つ「メリット」や「付加価値」を前面にアピールした方が競技人口も増えるのでは?と思っています。
年配の方とのコミュニケーションツール
一番のメリットは年配の方とのコミュニケーションツールです。
私自身、同世代に「囲碁を嗜んでいる」と言っても「ほ~ん」程度の反応ですが、年配の方からは「それは凄い!」という反応を頂くことが多いです。
まさに「一目置かれる」状態になり、人間関係を築く上でアドバンテージになります。
老人ホームで囲碁のボランティアをしていた時がありますが、「囲碁を打てる」ことがアドバンテージになりました。
多くの入居者様と対局する過程で、囲碁を打つことで頭の体操や指先を動かすことで認知症予防をしたり、囲碁を通じて会話したり様々な目的を持つ方が居られてとても勉強になりました。
「過祭先生、今日もありがとうございました」とにこやかな笑顔を見ると少しは社会貢献できたと感じています(卑下でも謙遜でもないですが、私は俗物なので先生はむずがゆいです)。
避けられないマネタイズ
上記の例はあくまでボランティアなので報酬はありません。
ただ競技人口を増やすからには関わる人の収益というものを考えなければなりません。
結局、お金かよ!と思われるかもしれませんが避けられないと思います(俗物的な思考かもしれませんが)。
本因坊戦の賞金が2,800万円から850万円に減少するので-2,000万円になります。
世の中はインフレ傾向ですがトッププロの賞金が2,000万円減る現実を受け入れて、トップダウンでダメならボトムアップするしか無いと思います。
インストラクターや講師の収益を上げて、そこから囲碁に携わる方の収益を底上げする必要があります。
そうすれば囲碁をやってみたい!という人も増えます。
「年配の方とのコミュニケーションツール」という武器を活かして、例えば団塊の世代で退職された方に囲碁を打ってもたったり場を設けたりしつつ、大急ぎで若い世代の普及を考えて広めていく。
囲碁の競技人口を増やす取り組みとして有効な手段だと考えています。