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棋聖戦6局目封じ手予想と棋譜の著作権
囲碁の棋聖戦が佳境です。
封じ手を予想しつつ、棋譜と「著作権」に関して書きます。
棋聖戦は黒を持ちたい
勝てば一力棋聖の防衛が決まる囲碁の棋聖戦6局目が始まりました。
1日目が終了した段階で、黒の一力棋聖が主導権を握っているように思えます。
棋聖戦は2日目のタイトル戦なので、1日目終了時で『封じ手』を行います。2日目の最初の手をあらかじめ決めておき、中断時の不平等を解消する制度ですね。
白の封じ手は上辺黒を攻める手と予想
下辺の攻防で黒が実利と厚みを稼いでいるので、白は上辺の黒5子を攻めたい所です。
盤面15目ほど黒が優勢なので、白は上辺の黒にどこまで寄り付けるかが勝負の分かれ目だと思います。
白からの封じ手は八9ハネ、六9ハネ、三9サガリと直接攻めに行くか、右上三々の味をみて七14と封鎖する手が考えられます。
棋譜は著作権…?
ここまで読んで頂いて、囲碁が分からない方は何のことか分からないでしょうし、囲碁が分かる方でも盤面が無ければ分からないと思います。
私は昨年までは名人戦、棋聖戦、本因坊戦の封じ手を掲載していましたが、棋譜をウェブやnoteなどのSNSでの公開、配布することができなくなりました。
それに伴い、マガジンの1つを無期限で閉鎖しています。
いまだに棋譜が著作権に該当するのか疑問ではありますが、「公式団体」のHPでも棋譜を公開、配布を認めない掲示が出ています。
ただ罰則規定が無いので「知らなかった」と言えば掲載しても良いのかな?とも思ってしまいます。
封じ手予想を再開したい欲はある
個人的にはGOwriteを習得したので、封じ手予想を再開したい欲はあります。
三大タイトル戦は話題があり、棋譜を「アイデア」として捉え発展させることで囲碁の普及もできるからです。
ただ「公式団体」が著作物を主張している以上は、個人が土俵を踏み荒らすマネは良くないのかな…と自重しています(堂々と取り上げている方もいるのでモヤっとしているのも事実です)。
棋譜は保護されるべき「表現」なのか対象から外れる「アイデア」なのか判断が難しいですが、私は自分の実戦から棋譜を公開することにしています。
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