![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173111974/rectangle_large_type_2_611a63700aec260adbbcd89b020c929c.png?width=1200)
#186 【アプリ】 英語史好きにサイコーなWebアプリ、BPMを使い倒す!
周りに熱く語っても、なかなか反応はもらえないことも多いが、堀田先生のVoicyの#1090「地名に残る格変化の化石 --- 小河舜さんとまだまだ名前プロジェクト」は、最近「英語史巡礼の旅」シリーズにハマりつつある自分にとっての神回だと思っている。なぜなら、burghがburyで、tonだこと(!)って感じだからだ(意味不明)。
で、堀田先生と小河舜氏の対談の中では、-buryとかEdinburyの可能性などが話題として上がっている。その中でも、特に興味をそそられる話題に、「-buryと-burghは分布が分かれていましてね」という趣旨の説明がある。
深掘りシリーズ大好きな筆者としては、これは調査せねば!マッピングをするのだ!と、何度か聞くたびに強く強く思っていたが、常日頃小さい字が読みにくく、ローガンと戦っている身としては、伸び伸びとなっているという不都合な真実があった。しかし!なんと心強い味方が存在した!(注:ここ以降、興奮しすぎていて、ビックリマーク連発になります。)
それが、BPMこと、British Placename Mapperである!!
British Placename Mapper
「ええ、もう、これがすごく便利で、各家庭に1台は絶対ですー!」という声も聞こえてきそうだ。操作方法もカンタンで、調べたい地名(またはその1部)を入力して、緑のUpdateボタンを押すだけである。
繰り返すが、入力して「地名のどこでも(Anywhere)」「で始まる(Starts with)」「で終わる(Ends with)」「そのままズバリ(Exactly)」「正規表現(Regex)」から1つ選ぶだけである。ホント、スグレモノとしかいいようがない。
例えば、buryを入力して、「で終わる(Ends with)」を選ぶと、-buryの地名が赤いポイントで瞬時に! 示される! そして! なんと! 色も!人生も!自分で選ぶことが可能!!(もはや興奮しすぎて、意味不明!!)
![](https://assets.st-note.com/img/1738641367-m9XNWF7kLK43eniZVp1r2CQE.png?width=1200)
調べてみよう!
では、早速、#1090の対談中に出てきた「-buryと-burghは分布が分かれている」について調べてみたい。
もう、ローガンとの、小さい字をみてマーカーで1つ1つ塗るという不毛な戦いは必要ないのだ! 下のように、+Add rowを押して、2つ入力できるようにして、色を変えて地図を見てみるだけである!うむ!
![](https://assets.st-note.com/img/1738641755-9CDsZ3ghTmz7fG1NLwcdQVpB.png?width=1200)
すると、左側の地図(スマホ等では最初の地図)に、該当する地名がマッピングされた状況で出てくる。さすが、早い!安い!うまい!の3拍子揃ったアプリである。視覚化されて、ホントにわかりやすい!
そしてなんと! すぐに! マッピングされた状況を下のようにリンクで知り合いに示すことも可能だ!!(下のリンクに行っちゃってください。でも3秒で帰ってきて!)
じっくりみると、「おお、赤は本当に南西部!」とか、「Norwich辺りはなぜ青色(burgh)!?」などと遊べる。さらに、ポイントにマウスを合わすとその地名が表示される機能までついていて、ホントに痒いところに手が届く仕様となっている。うむ!
遊び倒す!
と、なると、他にも気になる地名があるので、色々と試す。townを意味するtonを入れて、「ギャーっ!」となってみたり、Worcester(ホント好きだよね)のcesterを入れてみたりなど好き放題である。-pool, -mouth, ford, -hamなども当然入れてみた!いや、楽しーい。
まとめ
というわけで、やや興奮気味にWebアプリBPMを紹介した。本当に楽しいアプリで、「これ?いや、これか!?」など、ぶつぶつ言っている様が危ないのは承知の介である。「こういうのでいいんだよ」などと呟くこと決定である。
また、地図の小さい字を見てローガンと不毛な戦いをせずに済むのも嬉しいところだ。ぜひぜひ、試していただきたい!
というわけで、興奮気味に今日はこんなところです。うむ!