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#90 地名に由来するが、その由来を知られていない英単語の謎

久しぶりのWord of the day.

ちょっと古いが、MWの8/31の今日の一言は、Byzantineだった。

Byzantineは、複雑で秘密裏、かつ理解し難いことを指す。Genius第6版では「権謀術数の」との定義が書いてあるが、実はこの単語、知る人は知るで、東テーマ帝国のことを意味する

地名が元になった英単語

上記のByzantineのように、地名(国名等)に由来する英単語は、実は多い。昔、高校生のときによく着ていたダッフルコートのDuffleも、もともとはベルギーの地名に由来する。このような地名に由来する単語をtoponymと呼ぶが、結構その由来を知らない人も多い印象である。他にどんな例があるだろうか。日本語でもよく知られているtoponymsをいくつか挙げてみたい。

○ spa スパ ベルギーのリゾートSpaから。
○ peach ピーチ ペルシャPerciaから。もともとはラテン語「ペルシャのリンゴ」に由来。
○ Jeans ジーンズ イタリアの都市、ジェノバ Genovaから。GenovaはJanus(入口の神様)とも関連ありとも言われていることから、Jで綴られることもあったという。
○ Worcester (sauce) ウスターソース イギリスのWorcestershireから。
○ Sardine サーディン イワシのこと。イタリアの島、Sardegnaから。

上記以外にも、よく習うフレーズ Frankly speaking =「フランク人のように話す」=率直に話す、も地名(国名)が元となっている。toponymは面白いことがもう一つあるので、明日に続く。さて、なんでしょうか。

今日はこんなところです。

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