ミスった不妊治療開始のタイミング 【不妊治療と休職 #1】
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
私は2024年8月に不妊治療クリニックの門を叩き、
8月末に休職、9月頭に治療を開始しました。
異所性手術をしてから生理が2度きた時点でののことでした。
そこから約4ヶ月たち、もうすぐ初めての移植に試みます。
あっという間だったような、長かったような、なんだかよくわからない感覚です。
その頃は、少し考えるのも疲れてしまうくらい色々な思いがあったはずですが、
適度に物事を忘れ、頭の中が軽くなった今、
不妊治療をはじめた当時を振り返り、noteにまとめていきたい思います。
題して「不妊治療と休職」シリーズ。
どストレートな名前ですが…
これまで色々な選択肢がある中で考えたことや、
思い返せば考えきれていなかったことなどを中心に書く予定です。
ちなみに、移植後のソワソワする気持ちを抑えるためにも、
こういうミッションがあっても良いのかなと思っています。
もちろん、ストレスにならないよう気は張り過ぎずに。
不妊治療スタートした経緯
不妊治療を本格的に始めようと準備し始めたのは、
異所性妊娠の手術を行い、退院してから2ヶ月経とうとした頃です。
手術後2度目の生理がくる1週間前くらいに、
近くにある不妊治療クリニックのリサーチを本格的に開始しました。
1度目の生理は見送り、その後2回くらい自然妊娠を試みて、
ダメなら不妊治療を考えよう。(関連記事『妊娠率は半減しない?!』)
元々そんな風に考えていたので、
予定よりは1周期早いものの、ほぼ計画通りの行動でした。
私を少しせかした背景には、ピルのない生活の辛さがあったと思います。
手術後の体調不良や、喪失による精神面への影響もあったかもしれませんが
ピルを飲まなくなったことで、PMSも生理がキツくなっていたのでした。
何がきついって、まず仕事に集中できない。
そして、お店の人や街ですれ違う人にもイライラしてしまうし
旦那に対してもちょっとしたことで怒りをぶつけてしまう。
本当に嫌な人間に成り下がってしまうのです。
そうそう、ピルを飲む前はこうだったよな。
早く妊娠して、出産して、またピルを飲み始めたい。
そんな算段で、妊娠率が高くなるはずの不妊治療に
前のめりになったのでした。
初診のタイミングの失敗
不妊治療のクリニックのリサーチを本格的に始めたのは、生理がくる1週間前くらい。
まだ自然妊娠できている可能性もあるので、
生理が終わった頃に予約を入れよう。
血が出ているのにお股開くのも嫌だし。
私はそんなふうに考え、生理が終わって以降の空いている予約枠を探しました。
ただ、このタイミングは大失敗。
もったいないことをしてしまいました。
というのも、不妊原因を特定するための基本的な検査には
生理の3日目前後でのホルモン値の検査が含まれるのですが、
生理後に受診した私は、次の生理が来るまで検査を全て完了できないのです。
自分のマインド的にも、予定的にも、生理中に受診できたのに。
生理がくるかを確認せずに、とにかくまず予約を入れておけばよかった…
(最悪キャンセルできるのだし)
もしこれから不妊治療のクリニックを受診開始したい方がいるならば、
私のようなミスはしないでほしいです。
不妊治療クリニックの予約のタイミングの得策は、
まずはとにかく思い立ったらすぐ予約すること。
ホルモン値が計測できないタイミングだったとしても、
内診でわかることもあるし、色々資料をもらえるはずなので情報収集もできます。
そして、その思い立った時に生理中であっても、終わるのを待たずに受診すること。
生理3日目前後が、基本的な検査項目を全てこなせるタイミングなのだから。
私は事前にちゃんと調べることを疎かにし、数日待ってしまったが故に、
本格的な治療を始めるのが次の周期となってしまいました。
まぁ、次の1回で自然妊娠できれば治療費も不要になるので、
妊娠率が高くなる不妊治療をいち早く始められなかった勿体無さはあるものの、
それはそれでいいよね。
そんなふうに旦那とも話し、もう一度自然妊娠狙いの生活を始めることになりました。
(結果、翌月から無事不妊治療をスタートしました)
おわりに
良いお手本にはなれない不妊治療のスタートではありましたが、
始めるか否かに思い悩むことはなく、精神的にはとてもスムーズに方向転換はできたように思います。
これはひとえに、随分前から私よりも不妊治療に前向きだった旦那のおかげなのだろうとは思います。
彼が前向きでなければ、不妊治療について色々即決できなかったことでしょう。
次回は、不妊治療のステップという考え方は持たずに、
一気に体外受精を選択した経緯について書いていきます。
2024年11月21日
🐸