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妊活を始めたきっかけ
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。昨日に自己紹介を初投稿しました(↓)。多くの方にスキを押していただきとても嬉しいです。ありがとうございます!
2本目の投稿では、妊活を始めたきっかけについて書いてみたいと思います。
そもそも子供は欲しくなかった
私はもともと子供が苦手です。いや、嫌いと言ってもよいでしょうね。そして、この感覚は幼い頃から持っているので、根っからの子供嫌いと言っていいかもしれません。中高生の時に幼稚園を訪問した際も、声を普段より高くして幼い子供と遊ぶ同級生を、冷めた目で見ていました。いとこの赤ちゃんが可愛いって、赤ちゃん声になって喜ぶ両親を見るのが凄く嫌でした。大人になってからも、子供の騒ぐ声は嫌い。同僚が子供の話をすると、とたんに興味を失い居心地が悪くなってしまう自分がいました。
そんな私が子供を欲しいなんて思う訳もなく、30代後半での結婚を理想としたライフプランをざっくりと作っていました。個人の趣味と仕事を優先した夢の充実ライフプラン、良いじゃないですか。 そして、子供についての考え方は… 基本いらないけど、将来気持ちが変わればプランも柔軟に変える、としていました。
ただ、運命の巡り合わせというものはどうやらあるようでして… なんだか一緒に楽しくやっていけそうな同級生の男性と出会い、30代後半を待たずしてトントン拍子で結婚が決まりました。こうなると子供の話題は避けて通れません。私は子供が苦手なこと、そして、子供を今は欲しくないけど将来の自分がどう考えるかわからないことを、現旦那に洗いざらい話しました。彼はそういう私を軽蔑することはなく、受け入れてくれました。
子供嫌いがなぜ妊活を始めたか
妊活を始めたきっかけは至極単純で、現旦那が希望したためでした。
「旦那の希望」と言っても、彼が実際に放った言葉は若干トリッキーで、「かえるちゃんが将来後悔する可能性があるのであれば、まずとりあえず作ってみよう。最悪、育ててみて嫌だとわかれば、子供を引き取りたい親類や友人にはアテがある」という内容でした。
はい、一般的にはこのような無責任な考え方は否定されるべきでしょう。ただ、旦那も私も、家族の愛情を受けて真っ当に育った人間で、自分が産んだ子供を忌み嫌うなんて99.99%ないだろうという前提が念頭にありました。だからこそ、0.01%のほぼあり得ない最悪の事態が起きても、やりようはあるのだと事前に分かっておけることが、妊活開始の心理的なハードルを下げてくれたのでした。
年齢も妊活を後押しした
この時点で私は34歳。日本産婦人科学科によれば、35歳以上の所産婦は高齢出産にあたります。
一般的な文脈で“高齢“というと、70~90歳くらいのイメージではないかと思います。35歳を高齢出産と呼ぶのは抵抗ありますよね、共感してくれる人います? 30代半ばで、自分を高齢だと認識する場面はほぼないと思うので、「高齢出産」と言われるのは違和感なんですよね。定義した人はきっと、当事者(妊娠希望の女性)でないがゆえに言われた側の感情を想像できない人だったのかもしれません笑。
高齢出産という定義がわざわざあるのは、もちろんその方々を差別したいからではなく、統計的に流産や早産、死産のリスクが増加したり、妊婦も病気にかかりやすくなることが明らかな年齢であり、それを区別して認知する必要があるからでしょう。産道や子宮口も硬くなって難産にもなりやすく、また、産後の回復も遅くなる。さらに、生まれてくる赤ちゃんが障害を持つ確率も年齢を重ねるごとに高まり、29歳以下が約1/400以下に対して、35歳では1/192、39歳では1/83だそうです (出典:ヒロクリニック 2024/10/14)。おまけに、35歳以上はホルモンの変化の関係で、自然妊娠できる確率も大幅に落ちるようで…. 私はちょうどこの妊娠出産能力が大きく落ちる年にいるわけです。
目の前に下り坂が広がっていることを認識すると、子作りをすると決めた以上すぐ開始しなければ!という気持ちにもなるものなんですかね。そうして、子供はいらないと思っていた私の気持ちが固まったのが、2024年1月末のことでした。
最後に
妊活を始めたばかりの時点では、のんびりと独自にタイミング法で妊活し、6ヶ月から1年後くらいに妊娠できていればいいな、くらいの甘い気持ちでいました。約1ヶ月後の3月には社内異動でより責任の重い仕事を始める予定だったこともあり、すぐ妊娠しなければいいな〜とも思っていました。
ここから大変の日々が始まることは梅雨知らず。当時の私、驚くなよ、今の私はなる早で妊娠したいのだから!
次回以降は、「初めての妊娠」をテーマに書いていきたいと思います。
比較的実用的な情報をまとめる予定の準備編、怒涛の体験記となる妊娠超初期編、そして、仕事への価値観が揺らぐ異所性妊娠術編、と展開していく予定です。できる限り毎日投稿を目指しますので、❤️マークで応援してくれると嬉しいです。
2024年10月14日
🐸