「トップ・ガン マーヴェリック」がMINIを買うきっかけだった!
映画「トップ・ガン マーヴェリック」が放映されていた。
テレビでそれを観ながら、MINIを買ったときのことを思い出していた。
50代のころ、自分が60歳になり還暦を迎えたら、「赤いちゃんちゃんこ」ではなく、赤のローバーミニを買いたいな~と、漠然と思っていた。
60歳で満期になる保険があり、それで買えるな~、と。
いざ、還暦を迎えたとき、世の中はコロナで動きが止まっていて、車に限らず、色々なものが不足していたので、何となく1年が過ぎてしまった。
翌年、「マーヴェリック」が公開された。
トップ・ガンが大好きだった私は、夫と一緒に近くのイオンシネマに観に行ったのだけれど、公開後すぐだったこともあり、着いた時には一番前の席しか空いてなかった。
一番前じゃちょっとね~、と次の上演時間まで待つことにして、さて何をしようか、となった時に、唐突に「MINIのショールームに行こう!」と思いついた。
そこから車で10分くらいの所にショールームがあったのだ。
ショールームに行って、MINIの実物を見て、やっぱり乗りたいな~と思った。
おそらくこれが私が買う最後の車になるだろう。
思い切っちゃおうかな、と。
ただ、まだまだ車の流通は正常ではない。
営業さんも、いつ入ってくるかわからないとおっしゃる。
とりあえずご希望を伺います、と用紙を渡され、希望を書いていく。
色は赤、4人乗り、ガソリンかディーゼルかはどちらでも、カーナビ付き、などなど・・・
これはあくまでもエントリーで、受注ではない。
納期が全くわからないので受注できない。
もし、条件に合う車が納車できそうなら連絡します。
もしかしたら1年くらいかかるかも、なんて言われてショールームを出たら、次の上演時間が過ぎていたので、この日はそのまま家に帰った。
1週間くらいたったある日、営業さんから電話が来た。
条件に合う車を受注してた人がキャンセルしたので、もし申込金を用意できれば今月中に納車できるけどどうしますか?
はや!
1年後かと思ってたから、心の準備がゼロ。
今乗ってるヴィッツはどうしよう・・・
でも、買います!
と、申し込んでしまった。
そこから先は怒涛の数週間。
1年かかるかも、と言われていた車が、1ケ月も待たずに我が家にやってきた。
まったく、何がきっかけで事が進むかわからない。
あの日、「マーヴェリック」を観に行かなければ、席が空いていて普通に視ていたら、今もぐずぐず買ってなかったかもしれない。
結局バタバタして「マーヴェリック」は観ずに終わってしまっていた。
そして今日、マーヴェリックをテレビで観ながらそんなことを思い出し、
あの時買えてよかったな~、と一人でにまにましてたのだった。