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おふくろの味といえば、肉じゃが

定番中の定番、気になる男性に、得意料理は?
と聞かれたら、肉じゃがと答えなさい、
それだけでモテます。

と誰かが言ってたような・・・

本当かい!っと突っ込みを入れた気がしますが、
主人に聞いてみると、あながち間違いではなさそうな反応…

男性の胃袋は奥が深いです。
もっと手の込んだ、豪華なものじゃなくていいんだ・・・
と残念に思いつつ、素朴な好みが何となくうれしかったり。

女心もよくわかりませんね、笑

と、まあ、昔っから、
「男をつかむにはま胃袋をつかみなさい」
とはよく言われているようですが。

胃袋神話も男性に直接聞いてみると「そう思う」と
首を縦に振る人は多いように感じます。

【材料】4人分


玉ねぎ・・・・・・・・・・・1個
豚肉・・・・・・・・・・・・100g
にんじん・・・・・・・・・・1/3本
じゃがいも・・・・・・・・・4個
いんげんまめ・・・・・・・・5本
麩・・・・・・・・・・・・・10個
砂糖・・・・・・・・・・・・大さじ2
酒・・・・・・・・・・・・・大さじ3
塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
醤油・・・・・・・・・・・・大さじ3
ほんだし・・・・・・・・・・少々
水・・・・・・・・・・・・・100㏄

1.玉ねぎを12等分に櫛切りにする。

2.豚肉を一口サイズに切る。
 ☆バラや細切れ、どんなお肉でもおいしくできますよ

3.じゃがいもは大きさに合わせて、2か3つに切り分ける。
あくがあるので水にさらしておく。
 ☆あまり小さいと形が崩れて見栄えが悪くなるので
  少し大きいかな、くらいで切る分けるようにします
 ☆火の通りを均等にする為、できるだけ大きさを揃えます

4.にんじんは型崩れしにくいのでじゃがいもより
小さめに乱切りにする。

5.いんげんはヘタと筋を取っておく。

6.深めのお鍋にサラダ油を大さじ2しいて中火で温め、
玉ねぎを炒めはじめる。

7.玉ねぎの表面に油が回ったら、肉を入れて炒める。
 
8.肉に半分くらい火が通り、色が変わり始めたら
にんじんとじゃがいもを入れて炒める。

9.ジャガイモの表面の色が透き通ってきたところで火を弱め、
砂糖を入れて野菜になじませる。

10.砂糖のつぶつぶがなくなったら、お酒とだしを加えて
再度中火にして炒め煮る。

11.水気がとんで来たら塩と醤油を回し入れてざっと炒め、
水を入れて沸くまで強火にする。

12.煮立ってきたら火を弱火に落とし、すべての野菜がまんべんなく
つかるようにならし、クッキングシートやアルミホイルで
落し蓋をする。ふたを閉めて5分煮込む。

13.落し蓋をはずし、お麩といんげんを加えて1分煮る。

レシピ自体はとってもシンプルなんですけど、煮物は奥が深いです。
ほっくりおいしく、型崩れせずに、かつ、野菜に味の染みた煮物
というものを作れるようになるまでずいぶん試行錯誤した気がします。

圧力なべを使うとおいしく早く簡単にできますよ。
あれはもはやチートです。笑

料理のさしすせそなんてなくても柔らかくおいしく炊けます。
私は持っていないのでコトコトするんですけど。

でも、コトコトしているのを待っている時間も好きだったりします。

その時使う野菜の状態や大きさによっても、お鍋によっても、
出来上がりがまるで違うので驚きです。

みなさんもいろいろ試して、おいしい煮物マスターになってください!
そして技を私にもおしえてください笑

最後に、私は肉じゃがにお麩を入れるのがとっても好きなので
今回のレシピにも強引にお麩を使わせていただきましたが、
オーソドックスは白滝、ですね。

白滝の投入のタイミングはじゃがいもの後です。

他にも、玉ねぎを長ネギに変えたりしても、
すき焼き風になっておいしかったり、
お肉も豚じゃないといけないなんて決まりはないので、
皆さんの「家庭の味」を作ってみてくださいね。

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