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なんでも許すことが愛じゃない

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

11/20のオンラインイベントのご参加お待ちしています!

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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『野良猫男子の彼にシャッターを下ろされています』
相談者:ほりさん

振られてブロックされたかと思えば近付いてきたり、の繰り返しの野良猫男子がおります。先日彼の怒り(呆れに近いかもしれません)に触れて一ヶ月以上ブロックされています。

私の家に大量の荷物を残したままでお金も貸していますが、いずれシャッターがあがるのを沈黙して待っていた方がよいのでしょうか?

野良猫男子のシャッターが永遠に上がらないのってどんなときですか?

ほりさん

ご相談いただきましてありがとうございます。

まず結論から先に言うと、野良猫男子(回避傾向)のシャッターが永遠に上がらないときというのは「関係をリセット」されたときになると思います。
 
向き合って気持ちをぶつけあうことにより、絆が深まったり、距離が近くなっていく、といった感覚を知らないので、話し合ったり不満や意見をぶつける前に、「逃げる」になるんですよね。

あと、不貞腐れるね。これも良くやる手段ですよね。

プライドがあるから“自分がブロックした”“自分が関係を切った”という状況にどうしてもしたいわけです。

すると、ブロックされた方は心がついていかずに、どうしても追いかけたくなってしまうんですよね。
そうこうしているうちに、うまくいかないことに対して考える時間も増えますし、ショックだから私はこんなにも彼が好きなんだわって思うようにもなりますし、こんなにも色々頑張ってきたんだから、なんとか結果を少しでも回収したいという心理(サンクコスト効果)も働いて、気がついたら沼ってしまった・・・ってことも非常に多いです。

まあ、そんな状態なんだけれども、まだ好きでいられるってことは、やはりその彼にそれだけの魅力があることは確かなんだけれど、振り回されているうちに、自分の自尊感情が低下し、執着するようになれば、当然相手に対して依存心も出てきます。
 
執着と依存ってセットだからね。
 
人は自尊感情が低下している状態で、何か(誰か)に依存していると、他のものにどんどん興味関心が薄れてきます。
対象の人、物がいればそれでいい。仕事やお金に執着してる場合なんて言うのもあります。
 
深い愛や強い愛だと感じてしまえば、今度はその状態に長いこと浸っても良いような気さえしてしまうので、なかなか抜け出せないんですよ。

少々辛口なことをつらつらと書いてしまいましたが、、

まずは自分軸を取り戻しましょう。
 
・お金は返してもらいたいの?
・荷物は返したいの?
・怒った原因について自分から言いたいことはないの?
・このまま別れていいの?
 
上記の問いに秒で答えられなければ、自分軸、自分らしさ、アイデンティティを失いかけていますから、すぐに自分を整えるようなアクションを起こした方が良さそうだと私は感じました。
 
彼に対して怒りは出てきませんか?
 
少し自分を取り戻してから彼への怒りが出てきたら、私と一緒に対策を考えましょう。
まだまだ、出来ることは沢山あります。
 
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しょっちゅうブロックするってことは、彼は感情的な面があるんだと思います。
感情が溢れてしまうと冷静になれず不貞腐れてしまうのでしょうね。

しかし、彼を怒らせないようにとこちらが気を使ってあげることは、あまり得策とは思いません。

長い目で見て、必ず破綻する可能性が高いからです。

彼は思い通りにならないことの耐性が弱いようなので、本当だったら、こちらから意見を伝えてそのあとは暫く放っておく、くらいが一番良いような気がします。

私なら、お金だけは必ず返してもらって、返す物は様子をみますね。
 
そして、彼としては、二人の関係に自信がなくなると、捨てられる前に捨てて、相手に追いかけてもらうことで愛情を確かめようとすることが、癖になってしまっているのかもしれません。

だから、彼のシャッターが上がったら、ほりさんは不安な気持ちや愛情を彼に伝えると良いかと思いますよ。
 
回避型で感情的な彼の言動には一貫性がありませんから、まずはほりさんがぶれないことが重要になってくると思います。
 
私で良ければ今後のご相談に乗りますので、公式ラインからご連絡ください。
過去の記事も参考に貼っておきます!

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