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産婦人科医がヒプノセラピーを受けて感じたこと②


34週に入って、いよいよ出産も近づいてきました。
ヒプノセラピスト麻田深月さんのヒプノパーシングのセッションを妊娠初期からオンラインで受けていて、今回は5回目。
毎回、セッションの中で、様々な気づきがあるのですが、今回は特に大きな気づきが夫婦二人の中であったので、綴りたいと思います。

それは、『完璧を追い求め過ぎて、本質を見失ってしまっていたこと』

前投稿にもあるように、私は心のことや魂のこと、目には見えない世界について考えるのが好きで、これまでヒプノセラピー以外にも、胎教、胎内記憶、産後の育児関連本など、様々なものを取り入れて私なりの学びを得ていました。
けれども、いいお産やいい子育てについての理想を抱くなかで、
いつの間にか、自分でも気づかないうちに完璧を求めてしまい、本質を見失ってしまっている自分がいることに
今回のセッションで気づかされました。


出産、産後、子育てとこれから始まる未知の未来の出来事に関して
何がベストな方法なのかと、方法論にばかりに引っ張られてしまい、
その型通りに進めなければいけない、なるべく失敗や後悔なくすすめていきたい。
いつの間にか、そういった思いのほうが強く、自分を支配していたことに気づきました。

そして同時に、夫にも同等のものを求めている自分がいました。

色々と難しく考えすぎてしまっていて、考えれば考える程、夫との温度差を勝手に感じてしまい、私一人で葛藤している状況を、自分自身でつくってしまっていました。

完璧を追い求め過ぎると、こうして時に本質を見失ってしまうことがある。
このことをセラピストの麻田さんに、ハッと気づかせてもらいました。

夫はもともとは、目には見えない世界観の類のものに関しては、一切受け付けないタイプ。私とはこの点に関しては正反対でしたが、インドで2人でアーユルベーダを学んでからは、少しづつ受け入れてくれるようになりました。
(インドのアーユルヴェーダ体験談については、インスタグラムやyoutubeで取り上げています。もしよければご覧ください♪)

妊娠をリアルに体験しているのはお母さんだから、感じていることを理解してもらいたくて、
ついお父さんにも同じものを求めてしまてしまうことは、きっと妊娠生活中の夫婦あるあるなのではないかと思います。

そして何か夫婦の中で何か問題が生じたときに、夫婦2人の話し合いの中では煮え切ってしまい、中々解決の方向へと話が進まなくなっていまうこともあると思います。
そして、ついにはその問題点に触れること自体がお互いに嫌になってしまい、問題は解決されないまま置き去り状態になってしまって、お互いにモヤモヤを抱えたままの状態になってしまう。(私達は今回そんな経験をしました)

そんなときに、第三者に仲介に入ってもらうことで、一気に話が解決の方向へと進むことがあり、問題は未解決のままに放置するのではなく、誰かに相談をするということも大切なことだなと改めて気づかされました。

妊娠、出産、産後、子育てのトピックに関しては、様々な情報があふれている今の世の中。
色々なツールがあるけれど、どんなツールを選んだとしても、結局はその本質を理解しているかどうかが大切。
どんなツールを選んだとしても、本質を理解している心がぶれなければ、惑わされずに前に進んでいけるんだと思います。

出産は人生においてかけがえのない大きなイベント。
出産のときにお父さんとお母さんが仲良くいることが、お腹の子にとっては一番の安心。
一緒に楽しく乗り越えていければ、それでいいよね。

今回のセラピーの中で、色々と複雑に考えすぎてた自分を手放すことができました。

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