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最近、何かを買うということについて昔よりも慎重になった。

ここ数年で自分の考え方が大きく変わったなあ、と思うこと。

それは、物を買うときに、それを、どこで買うのか?誰から買うのか?というのを意識するようになったこと。
つまり、自分が起こす’買う’というアクションが、誰にとってどういう意味を持つのかというところに注意を向けるようになったということだ。


もう少しわかりやすく、具体的な例を挙げてみる。


例えば今、欲しい本があるとする。
その本を、ネットで検索してみるとAmazonや楽天など、様々なサイトで当たり前のように売っていて、クリック一つで購入でき、あとは家のソファでまったりしていればそのうちポストに届いているだろう。

いうまでもなく便利な時代のとてつもなく便利な仕組みだと思う。
本屋に買いに行く時間がない、外出が難しいという人にとってはこんなにありがたい仕組みはないだろうと思う。

だけど自分の場合、時間は山ほどあるし本屋へ訪れるためのそこそこ健康な身体と精神もある。

\そしてなによりもわたしは本屋が好きだ。/

そうなればもう、自分の足で本屋に出向いて本を買う他ない。

紙の本離れという時代の流れに電子書籍やネット書店の影響などでますます本屋は減っていくこの世の中。

でもこの本屋が好きだという気持ちは、無くなってほしくない本屋さん、お気に入りの本屋さんに足を運び本を購入することで少しでも伝えていきたいな。



他にも

同じ商品がいくつかの別の会社から販売されているとき、A社の方が安いけど、最近このA社の労働環境が問題視されていたとする。

消費者としても価格だけでなくそういった部分も考慮に入れて商品を選択するのだということを社会にきちんと伝えていきたいので、少々価格は高くともB社を選ぼう、とか。


価格とか便利さだけでものを選ばないようにしようとか、こんなこと数年前までは考えたこともなかったけど。


物の価値、自分にとっての価値、というのについて結構あれこれ考えてみたりしているこの頃。

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