久しぶりのサッカーがもたらしたもの
今日は、息子のサッカーチームの親子サッカー試合があったので、参加した。真夏の太陽の下でサッカーをするなんて、運動不足な今の私には殺人行為かもしれない、との一抹の不安を抱きながら。
少し走るだけで、吹き出す汗が止まらない。こんなにたくさんの汗を流したのも、いつ以来なのか覚えていない。でも、思っていたよりは、体が動いていた。走って汗をかくって、こんなに楽しくて気持ちの良いことだったんだっけ。
広い空、照りつける太陽、白い雲、蒼く輝く芝生、吹き抜ける風、高く蹴りあげられたボール、味方を呼ぶ声、ぶつかり合う音、とめどなく流れる汗、グランドを駆け回る色とりどりのビブス、揺れるネット、ほどけた靴ひも、ホイッスルの響き、みんなの笑顔。どこを切り取っても、どこか懐かしく、そして美しい風景しかなかった。
参加前に感じていた一抹の不安はどこへやら。久しぶりのサッカーが、私にもたらしたものは、汗をかくことの楽しさ、そこで見る風景の懐かしさ、そして、どうしようもないほどの疲労感だった。
明日の朝、ベッドから起き上がれるかしら。
とりあえず、疲労回復のためにビタミンCを飲んで寝ます。