【FF14】なぜ元若葉の自分がタンクジョブを続けることができたのか
「初心者はDPSから始めると良い(責任が軽いから)」なんて噴飯物のセオリーに意見したくて書いた。
だって巷ではやれバフがー先導がーまとめがー責任がーなんて言ってタンクをしようとする若葉を間接的に脅してるし。まあパーティ各員の責任なんて良くも悪くも等分なんですけどね。
でも自分は斧術士(→戦士)から始めてパッチ7.0までタンクで行けた。
だから「なぜここまで来れたのだろう」という理由を改めて言語化したくなったのだ。
理由1:お手本動画があったから
Youtubeやニコニコ動画にはFF14のRTA(リアルタイムアタック)動画がアップロードされている。筆者がFF14に興味を持ったきっかけは、実はこの動画だったりする。
その走者の方は戦士チャートで新生〜蒼天エリアを走っていた。それを視聴する事で大体のタンクの立ち回り、例えば味方に敵の背後を殴らせる、接敵前にトマホークでいち早く敵視を取る、余裕があれば敵グループはバフを使ってまとめる、みたいな基本のきを学べた。ある程度できるようになってから動画を見返せば更に発見があって上達できた。
Youtubeの講座動画もわかりにくいとは言わないが、RTA動画の方がID等各コンテンツの始まりから終わりまで一連の流れを見られる分、分かりやすいのだ。ネタバレになっちゃう問題はあるけど、そこは自分で情報を制限したり工夫すれば大丈夫。
理由2:タンクがダメだとコンテンツをクリアできないから
ほぼ全てのコンテンツでタンクロールはクリアに必要不可欠である。当然タンクが敵視を取れなかったり頻繁に死んでしまえばクリアできない。
だからこそタンク以外の人、一緒にPTを組んでるベテランヒカセンの指摘やアドバイスをもらいやすくなる。若葉タンクなら尚更だ。
若葉時代の筆者なんか戦士の「ディフェンダー」がトグル式のスキルと分からず頻繁にオンオフを繰り返していた。全てのスキルは使えば使うだけ得だと勘違いしていたのだ。
確かブレイフロクス辺りだったかな?ヒーラーの人に指摘されて気付けたが、今思えばメチャクチャ恥ずかしい。
「親切にアドバイスしてくれる人が多いなあ」と思っていたが、「こいつに上手くレクチャーしないとクリアできない……」みたいな事を考えてた人も当然いたのかもしれないな……。
敢えて付け加えると若葉DPSなんてアドバイスの必要はない。どのコンテンツでも2人以上いるからその他のDPSが頑張ればノーマルコンテンツは全く問題ないから。タンクやヒーラーも火力出してるなら猶更。責任が軽いのかは分からんが、代わりの利くポジションなんて大抵は放置されて終わりじゃない?
理由3:先導なんかしなくていいから
これタンクで尻込みしてる人々からこの言葉を頻繁に目にするけど、しなくてもいいが???
筆者が若葉の時は「とりあえず道なりに進もう!間違ってたら『ごめんなさい!』って謝ればいいや」くらいの気持ちだった。
実際これでいけたし、迷ってたら他の人が正しい道の前でぴょんぴょん飛んで教えてくれることもあったし、「すいません、分かりません」ってチャットすればちゃんと教えてもらえた。当時PT組んでくれた人、本当にありがとう!
タンクの仕事は先導ではない。敵視を取って敵の攻撃を引き受けることが最低限の仕事である。であれば敵視を取ることに集中し、余裕があれば他の仕事をこなすくらいでいいのだ。
理由4:死ににくいから
タンクだから当然、ボスのギミック攻撃を2~3回食らったところで問題ない。ヒーラーが上手い人だったらそのまま倒してしまえるかもしれない。
死ににくいという事は、即死系ギミック以外は落ち着いてみることができる。即死系ギミックでも理由2で述べたようにタンクだからギミックの処理法についてアドバイスをもらいやすい。これは後でギミックを復習する時も有利に働く。
「IDでヒーラーさんが言ってたギミックはそういう事だったのか!」と思えるのと「なんだこのわからん殺し?理不尽だ……」と思えるのとではその後のプレイングに大きな差が出る事だろう。
「多少攻撃を食らっても死なない≒周りに迷惑をかけにくい」と言うのは初心者にとってかなり魅力的であると思う。
理由5:先輩方の言う事を素直に聞き、失敗したら謝ってればいいから
上記の事を十分に実践できなくても「すみません!」と鼻をほじりながらチャットしとけばなんとかなる。
よほど意地悪な人でない限り、「初見です」「タンク練習中です」なんていう人に悪辣な言葉は飛んでこない。寧ろ親切なアドバイスまで飛んでくるのだ。
失敗を素直に認めて謝り、アドバイスは素直に聞き入れ実践する。筆者みたいなボンクラでもできるんだからみんなできる!(と思う)
筆者もぶっちゃけ人間社会の基本スキルが完璧とは言えないが、幸いこれはゲームであり遊びだ。多少は多目に見てもらえるこそ上記の素直さを持ち合わせていれば、プレイングがよほど無気力に見えない限り、他の人からほぼ必ずアドバイスはもらえる。
終わりに
タンクに恐れる事は無い!みんなもやろう!
特にアライアンスレイドでBアラになった時。でっかいボスの攻撃を一人で受けながら他アラのヒーラーの支援を受けて戦うのは脳汁が出るぞ!若葉時代はクリタワで攻撃を一人で受けながら「これAAでいきなり死んだりしないよな???」なんてしなくてもいい心配をしながらひたすら殴ってたのもいい思い出だ……。
以上。