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COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 ⑦
語りかけてきた魂
高校2年の冬に私は突然日記を書き始めた。ちょうど魂の声を注意深く聴こうとしていた時期だった。
私は自分の言葉でメッセージを綴っていった。
1994年12月22日~12月31日
2001年に向けて日記を書きなさい。23歳の私が16歳だった頃の私を愛おしく思えるように。
自分を愛することはとても単純。その日1日がとても嬉しくて、特別なことがなくても、心と体、そして魂が飛び跳ねていることです。
佳子、人は生と死を繰り返します。
魂にとってこの世で生きるということは、修行させられているということなのです。
魂の存在を忘れかけた人間にとって「生」は十分に執着すべきことです。
死んだら何もなくなってしまう。だから生きている間にすべての本能を満足させようとするのです。
これが「欲」というものです。
佳子、魂の震える音、喜びの声が聞こえますか?
それが「感動する」ということです。
佳子、あなたが日々の中で感動したいと願うなら、魂や自分の体は小宇宙であること、そしてそれらが自然、大宇宙、神へとつながっていることを忘れないようにしなさい。
佳子が生活の中でするすべてのこと、文字を書く、音楽を聴く、人と会話をする、呼吸をする、眠る・・・すべてが魂としての表れです。
佳子、感謝するということは、何かに対して祈りを捧げること。祈るという行為は、魂のパワー、エネルギーを送るということです。
そして祈りを捧げられた何かは、もっと多くのエネルギーを送り返してくれます。
それは自分自身の魂との交流です。合掌は感謝の表れ。
そして紛れもなく、この奇跡と言うべき、ここに存在している自分自身への愛を表すものです。
佳子、あなたが大宇宙や大自然を神の愛と感じるなら、その中で生かされている植物、動物、そして人間も神の愛そのものです。
佳子、あなたは自分を愛したいと願いましたね。そしてあなたは自分を愛せないのなら人も真に愛せないのだと悟ったのです。
佳子、あなたが自分そのものを受け入れて、魂の喜びを感じることができたら、今度は人も自分と同じように愛しなさい。
佳子、あなたは何もしないことが退屈だと思っているのですね。しかし、あなたは息を吸っては吐き、血を巡らせ、心臓を動かしているではないですか。
特別に刺激のある出来事がなくても、あなたの平凡な今日という日は、あなただけの1日ではない、宇宙のあらゆるものにとっての1日なのです。
佳子、あなたの魂を表しなさい。もっともっと表しなさい。もう自覚しなさい。1995年は具体的に魂の進むべき方向が示されます。
今、じっくりと温めていることがよりはっきりと花が咲くように表れます。そしてあなたは実感として自分の使命をとらえるようになるでしょう。
確かに1995年は私にとって魂の変動の年になった。私は1994年の終わり頃から絶えず魂との交流を行ってきた。そして魂のままに生きていくことを選んだ。
この頃から私は意識して自分の魂に委ねる、ということをしていった。
心は毎日様々な感情が沸いて揺れ動きやすいが、魂はもっと安定していて揺れ動かない、芯の強いもう一人の自分という感じがした。
17歳からは特に「自分の魂」をテーマにして模索が始まった。