COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 ⑮
セリカルに誓った夢
1996年1月7日
私は今まで自分が必要とされる人間になることを求め続けてきた。
そして私は確かにすべてのものから必要とされ、求められここにいる。
私が今まですべてのものを選んできたということは、同時にすべてのものから選ばれてきたと言える。
私が何かを必要としてきたということは、同時に何かから必要とされてきたと言える。
私は自分を必要としているすべてのもの、すなわち、この大宇宙にすべてのものを与えられる。
それが大宇宙が存在する理由。
そして小宇宙の私が存在する理由。
私たちはここにいるだけで、すべてのものに許され、必要とされ、愛されている。
私は心の底から「もう何も求めなくていい」と感じた時、私の今までの心のわだかまりがきれいに消えた。
私が今ここにいる。これ以上のことはない。
私は、これから自分が何をどうやっていくのかという問題を、すべてコスモスに任せてしまおうと思った。
そうすると焦る気持ちがまったくなくなり、静かで安らかな気持ちになった。
私は再び、その時の気持ちをテープに吹き込んだ。
「セリカル、私とあなたのふたりの光を調和させ、この地球を救う道へと歩んで行きましょう。
この美しい地球を、これ以上、人間の手で汚さないように。
この地球に新しいエネルギーを注ぎ、光を取り戻しましょう。
そして人類、すべての魂と調和して、この地球をたましいの楽園にしましょう。
セリカル、私の夢は、セリカルと協力して、あるハウスを建てることなの。
自然や緑にそのハウスが調和するように、
動物がのびのびと暮らせる庭を作り、
多くの人が、その自然の中で体を動かしたり、くつろいだりできる場所、安らげる場所を作りたい。
そして、魂から流れ出るメロディーを音楽として完成させ、
体が喜ぶような自然に満ちた食物を料理して、みんなに食べてもらいたい。
セリカル、私はコスモスでの幸せを地球にいる人々にも味わってもらいたいと思うから、そんなハウスを建てたいと思ってしまうの。
私はこれからの10年間、本当に自分がやりたかったことを人の目を気にせず、だからといってわがままになったりしないで、進めていきたいと思っています。
セリカルと私の仕事が確立していって、その結果として世界に平和が広がっていったらいいですね。
セリカル、今まで私のことを見守っていてくれてありがとう。
これからもふたりで地球との約束を果たすために前進していきましょう。
最後にセリカル、
私はあなたを愛しています」
すべてをゼロにすることで、見えてくる何かがあった。
信じていればそれでいいのだと思った。
コスモスにすべてをゆだねよう。
私はセリカルからのメッセージを思い出していた。
「カレン、コスモスに頼るっていうのは、人格を完成させることじゃない。
自分の中の宇宙にすべてを任せてしまうことなんだ。
そこから真の交流ができるんだ。
カレン、君はあと1年たたないうちに、僕が今まで体験してきたことを現実に実感することができるだろう」
私たちがずっと目指してきたもの、それは地球の聖なる浄化、すなわち地球のアセンション、次元上昇だった。
それは心の中をたましいの楽園にすること、地獄や天国は外の世界にあるのではなく、心の中にあった。
私は18歳の誕生日前に、コスモスそのもので生きるという意味を、頭ではなく心で感じられるようになった。