過去にも未来にも、一喜一憂しないように。#85
「一喜一憂しないようにする。」
と、昨日所属するコミュニティのコルクラボに来てくれた、朝倉祐介さんが言っていた。
朝倉さんご自身が、事故により進んでいた道をあきらめて別の道へ進み直したり、赤字転落した直後のmixiを支えたり、降り幅の大きすぎる一喜一憂を越えて、そこから紡ぎ出されていた言葉だった。
「なんで、期待通りにいかないんだろう?」
って、いつも過剰な期待と失望を自分にも人にも繰り返しては、一喜一憂を行き来するのは、他の誰でもないぼくのこと。
一喜から一憂に変わったときも、一憂から一喜に変わったときも、その触れ幅から受けた影響を落ち着けるまでに、時間と体力を使い果たしていったりする。
一喜一憂している時には、きっと過去のうまくいったことを思い出してみたり、未来に起こるかもしれない幸せに身を寄せてみたり。
そういえばいつも、今が置き去りにされていく。
そうして自分の一喜一憂に振り回されながら、周りにいるだれかの一喜一憂にも、一緒に振り回されては、いま、どこにいてなにをしているのかを、いつのまにか忘れる。
そうして気づいた時には、今から未来に時間だけが過ぎ去ってる。
読んでくれた方、ありがとうございます。今できることに集中しているその時だけは、一喜一憂しなかったりもするのかな。