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再発防止と危機回避: 私のnoteやKindleが具体的にお役に立てること

病状の説明や対処として、例えば希死念慮などを扱うと思います。でも、「今、こういう病状で困っていて苦しくて辛い」という趣旨の文章は書かないことを約束します。
——2020年4月16日

https://note.com/karasu_toragara/n/n41b0ff6b37ee

自身の経験を共有することで、頑張り過ぎている方々に対して「一人でやらなくて大丈夫ですよ」と伝え、再発防止と危機回避に貢献することが、私の目指す社会貢献です。書くことは手段。

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私が匿名(ペンネーム)で発言するのか、なぜそう考えるのか、根拠として自分の背景を言葉にする必要がありました。

不幸自慢をしたいのではなく、自分の場合はものすごく運が悪いことと、恵まれていることが、表裏一体になっている面があります。そんな矛盾や葛藤を引き受けて、受け入れて生きています。

だから、矛盾の扱いは自信があります。

健康でお金に不自由しないことは素晴らしい。けれど、そのために品位、誇り、健康などを投げ捨ててしまうことは危ない。

信用を失い取り戻すことは困難だけど、企業として取り組めます。人が健康を損なって回復を目指すことは困難であり、法人と異なり寿命があり体は一つですし、経営陣の入れ替えなどを行えません。

まして、治らない病気もある。

交通事故をみんな避けるし、お家の火災も避けますよね。けど、健康はなぜか過信して、後回しにして、取り返しのつかないことになる。僕や父のように。

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僕の父は、戦争に3回徴兵されて、家庭内暴力が酷いこと以外が問題のないお金持ちの祖父の家に育ちました。大きな会社のサラリーマンです。

昨年書いた、上記の「暴力」の方の祖父です。孫には甘くて優しく、植物を愛し、手先が器用でトタンで道具を作ったり出来るなど、長所が沢山あるのですが、家庭内暴力があると全て台無しです。

隣で戦友が吹き飛ぶ経験をして生還したから、祖父には祖父の痛みや傷があったろうし、言葉にできない思いがあったとしても、それを家族にぶつけるのは甘えだと、僕は祖父を反面教師にしています。

なので、裕福な家庭ですが、僕の父は中学2年生前後まで、近眼で黒板が見えないと家族に分かってもらえず、馬鹿だと思われていました。

父がが生き急いだことの背景には、どんなに頑張ってもブレーキが踏めない、何かに急かされているかのように頑張ってしまう背景には、傷つけてはいけない人間の誇りの根幹を深く傷つけられた結果だと思うのです。父の原体験であり、虚無的な世界観に繋がる気がします。

そんな彼は無理に無理を重ね、「次こそは、この大きな仕事が終わったら休みを取るよ」と努力していた時に、僕の父方の祖母が亡くなり、鬱病を発症しました。

祖母は元々寝たきりだから、亡くなることは予想がつくはずです。けれど、父は精神的に自立できていないので、亡くなってみてようやく現実に気がつき後悔するわけです。

その後、6年闘病し助かりませんでした。

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なぜ、このエピソードを共有したのでしょうか?私の父を知って欲しいから?
遺族の気持ちを知って欲しい?
「トラガラの家はいろいろ大変だったんだね」と理解されたい? 

どれも違います。
「再発防止と危機回避」をして欲しいから。

「あんな悲しい思いをする人は、もうこれ以上増やしてはいけない」と、少年の僕は思きました。一貫して、今もそう思い続けている。

自分ができることとして、頑張りすぎている人たち、理由があって頑張っていることは分かるし、働き者の努力家はとても素晴らしいこと。

だけど、長く安定して積み重ねないと、結果って出ないから、もしブレーキを踏めないのであれば、ブレーキを踏める人に相談することも含めて、一人でやらなくて大丈夫ですよと、情報共有したいのです。

社会構造に穴があると思うから、警鐘を鳴らしたい。

仮に、確率が千人に一人だとしても、もしかしたら世界で一人だけだとしても、その方の人生の危機を回避することを具体的に応援できたとしたら、これ以上の喜びはありません。そんな社会貢献を目指して、文章を書いています。

世の中を良くしていくには、判断材料も必要だから。

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だから一貫して、2020年の執筆開始時点で、読者に対して約束したことを、今も変更せず、当時の状態のままにして公開しています。約束し続けて、守ろうとし続けています。

僕はメンタルの当事者だから、誤解を招かぬように振る舞う必要があります。何かあれば、「これだから病気の奴は」と、単に例えば私の性格や失敗の問題なのに、同じ病名の方への偏見を助長してしまう。

それは避けたいから、行動を慎んでいます。

そんなスタンスとして、自分が嘘をついていないことは証明が難しくても、2020年に約束したものがあり、いつもそのことは自分との約束として、私の文章を書くスタンスとして大事にしてきました。それは読んでくれた方の、判断材料になります。

判断材料を相手に正直に手渡すことは、私にとってすごく重要です。そんな意味で今回のKindle出版した電子書籍は、読んでくれた方の判断材料がめっちゃ増えると期待しているし、もしかしたら強いストレスを受けている方のお心が楽になる可能性もあるので、受け取って貰えるといいなと願っています。

反省し改善していくけれど、これが私が4年間続けてきたことです。


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