文明の美味しい歩き方: 10,000年スパン編
縄文時代や弥生時代より、明治時代や昭和時代より、令和の現代は先端技術で加速する。この流れを自覚できれば、僕らは備えることができる。
歴史的視点
約10,000年前、どうされていましたか? まだ文字もなかった時代ですよね。世界最古のメソポタミア文明が約5,000年前。
情報革命はIT革命とも呼ばれましたが、ネット社会に移行してから技術革新により加速してます。
新聞と電話とテレビとラジオの手紙を利用していた。昭和時代から、スマホとネットがある現代に社会が大きく変わりました。
変革の本質
農業をして定住をして、人口を養えるようになる
↓
科学的に考えたり、研究したりすることが進歩する
↓
蒸気機関の発明により、人間や牛馬だけでなく、つまり筋肉だけでなく、機械が労力を負担してくれるようになる。豊かになるし、仕事の分業も進む
↓
ネット社会になって、2000年代と比較すれば、膨大なデータがインターネットを通じてやりとりされています
技術の進歩の具体例
2011年10月14日発売のiPhone4sは通信規格が3Gで、写真は「960 x 640ピクセル 解像度326ppi」でした。当時は、iPhoneの実用性を感じましたし、カメラとしてのスマホに注目される方もいました。
13年経って、5Gの時代になりました。今振り返ると、スペック頼りないですね。パソコンも例えば、Windows2000 Professionalのシステム要件は以下の通りで、現代との差を感じます。
当時、Windows MEが不安定だから、OS買ってきて喜んで使っていました。Windows XPの前の時代です。
パソコンやスマホもクラウドの基本のデータセンターも、このペースで改善してきたし、今後もするでしょう。生成AIも関係しますね。
より便利になり、より加速している。
変化の特徴
過去のイノベーションを踏まえる
高度に専門化するほど分業も進む
シンプルな狩猟採集から、昭和のスーパー、平成のネットスーパー、令和のフードデリバリーのように、複雑になります
便利になると複雑さも増えます
この大きな流れは10,000年単位で続いてきたことだから、おそらく今後も続くでしょう。大きなルール変更が起きない限り。
変化の激しい世界での重要事項
変化が早くなる世界で重要なことはAIの使い方でしょうか? 私はそれ以前を重視します。
健康を保つ(ストレスなど刺激が増えるはずだから)
静かに考える時間を確保する(猫が時に独りの時間を必要とすることと似てます)
好奇心を保つ(学べなくなり変化に対応しにくくなるから)
どうすれば理解できるようになるか、自分への「インストール」方法を理解する
情報源を複数持つ(極端すぎる意見はバイアスを確認する)
切磋琢磨出来る場を探して保つ
AIも大切だけど、AIを導き監督し助言し結果の質を確認する力を学び続ける必要があるから、土台はより重要です。基礎ぐらぐらすると、高く建築できませんよね。
目まぐるしく変わる時は、離れて見ると情勢が見えやすいです。だからマクロの視点、長期的な視点が大切。(🌳木も森も見る)
もう一つは、高速道路で並走する車は、相対的にゆっくり感じるはずです。だから、自分の好きなこと、得意なこと、専門分野などで、自分もスピードを出せることを持っていると、有利です。(相対速度🏎️↔️🏎️)
一生勉強。
医師など専門家はアップデートし続けますよね。継続して学び続けられる何かを見つけること、選ぶことは、学び続けることで変化に対応する際に合理的でストレスも少ないです。
「人に負けないものを一つ持て」という助言を、30年前も目にしましたが、それって私の中ではこう整理されています。
まとめ
便利さは必ず複雑さを伴うし、文明の成長に自身をアップデートし続けるには、健康や安心や静けさや安全も大切。プロンプトを暗記する前に、考え方を理解するには、静かな湖畔のような、集中できる書斎のような、その人が快適な聖域(サンクチュアリ)と、健康の基礎である日々のミクロな暮らしが、マクロの文明に繋がっています。