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批判も期待もどうでもいい

人のこと気にしすぎ

他者からの評価は重要なように思えます。

親から褒められること
学校の成績
異性からもてるか
会社での給料

一般的に社会で重要とされていることは他人が基準になっていることが多いです。

それがすべてという人もいるでしょう。

また、
常識やマナーを守ったり、世間から見て目立った行動をとらない事。
社会的なポジションを維持するための人間の習性ですが、
これも他者基準です。

このように考えてみると、あまりにも他人の基準で動きすぎているように思えます。

それが悪いというわけではないのですが、
それは自分の人生を生きているといえるのでしょうか?

他人の人生を生きているのではないでしょうか?

死ぬ前に後悔しそうなので今回はそのことについて考えてみます。

批判を気にしない


なぜ他者基準で動いてしまうか?

その理由の大半は、他者からの批判を恐れているからです。
人間は社会的生物ですから、集団から外れると生きていけないという価値観が強いのでしょう。

ですが、本当に生きていけないのでしょうか?

原始の世界ならいざ知らず、

現代では一人でもよほどのことがないと、死なないのではないでしょうか?

文明の進化のおかげで一人でも何不自由なく生活することができます。

私たちが抱く他者からの批判に対する恐怖は適切なものなのでしょうか?

生存に直結するならその恐怖を大事にすべきですが、そうでないなら捨てても問題ないように思えます。

これは挑戦的ですが、
仮に生存に直接かかわるととして、
他者からの価値観をそのまま受け入れて、
自分を押し殺し生命活動をすることは、
生きているといえるのでしょうか?

もちろん、私自身他者の価値観を採用し、自分を殺すことがないよう意識していますが、無意識的にそういった行動をとっていることがあります。

その時は、気付きのきっかけとして、生まれ変わることにしています。
常に偽りの自分を書き換えて、より本当の自分を生きるように、前進することにしています。

毎瞬生まれ変わっているといってもいいかもしれません。
慣れているほうが楽ですが、幸せではないからです。

それは嫌です。

批判を恐れている人というのは、だれからもいい風に見られたいという価値観があると思いますが、それは無理な話です。

なぜなら簡単な話、
八方美人な人を嫌いな人がいるからです。

たったそれだけで破綻してしまうのです。

何をしても批判する人はいます。
Haters gonna hate. (嫌う人は嫌う=勝手に言わせておけ)
批判されないようにと、他人を軸に何をするか考えるのは無駄なことです。

なら自分の好きなことをする以外の選択肢はないでしょう。

ただし建設的な批判というのもあります。
これはアドバイスととって、行動の改善に役立てることができます。


期待を気にしない


批判に次いで期待です。

結論、他者からの期待は無視しましょう。

心理学でピグマリオン効果というのがあります。
期待されると結果が良くなるというものです。(反対はゴーレム効果)

期待されるというのは気持ちの良いもので、
期待され結果を出すというのは、ドラッグのような中毒性があります。

結果を出すというのは、良いイメージがありますが、
組織にとって良いのと個人にとって良いのは別の問題です。

何かの結果といった場合、テストの点数、営業成績など他者(組織)の論理で良い場合が多いです。

それらの結果を突き詰めていった最後、その人個人にとって良い人生だったかどうかには関係ないのではないでしょうか。


もし、結果を出し続け幸せでないなら、それは他人の人生を生きているからにほかなりません。

それは社会や周りの人の期待という他者の論理に従って生きた結果ということになります。


批判されることを恐れるのと同様に、期待に応えるために行動することはむなしいことです。

どちらも自分の人生を生きていないからです。

一見、むなしさが分かりづらい分期待に応えようとするほうがたちが悪いです。

期待されなくなったら、期待にこたえられなくなったら、
あっという間に生きる意味を失うことになります。

人の期待を気にせず、
ほめられてもあまり気に留めず、
一言お礼を言ったら切り替えて、

ただ自分がやりたいことをする。

それだけを意識しましょう。


自分の人生を生きる


批判も期待も気にしない。

まとめると、

他人の評価に一喜一憂しない。

ということです。

ただ自分がやりたいからやる。


これは一見傲慢で人のことを考えていないように思えて、
実は一番他者に貢献できます。

例えばボランティアをするにしても、

相手がそうして欲しいだろうから助けてあげる(他人軸)
自分がそうしたいからから助ける(自分軸)

どちらが傲慢かわかると思います。

他人軸ほど、人のことをわかった風になっていけ好かないですね。

人に親切にしたいというのは根源的な欲求だと思います。

他者からの評価など気にしなくても、
自分の人生を生き豊かさを実感していれば、
思いやりのある行動がとれるものです。

他人の人生を生きていると、豊かさを実感できないので、
思いやりのある行動をとれません。


自分の人生を生きる。
やりたいことをやる。

そうすれば、自分(世界)はより良いものになるでしょう。




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