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理想が見つからないあなたへ
理想の未来が見つからない
あなたに理想はありますか?
今の生活に不満はあるけど、かと言ってどうなりたいかわからない。
という人は少なくありません。
現状を打開するには、理想の目標設定が必要です。
目的地のない旅では、慣れ親しんだ現状に無意識のうちに引き戻されてしまいます。
生活に不満があるなら理想の未来を設定することが重要です。
そのため今回は、
現状を打開したいけど、
理想が見つからず、何を目指したらいいかわからない。
ことの対処法について書いていきます。
まずニュートラルに
現状に不満があるというのは、ネガティブな感情を感じているということになります。
例えば、
今の収入だと老後にお金が足りなくなって生活できないのではないかという恐怖。
これから誰にも愛されずに独りで生きていくのではないかという不安。
嫌味な上司と一緒に仕事をしなければならず辛い。
などでしょう。
こういったとき、あなたはそれ以外のことを考えられなくなっている状態です。
視野が狭くなっている状態です。
しかし、物箏に見方が一つしかないということはあり得ません。
例で挙げたものでいうと、
収入や愛されない事は未来永劫決まっていることではありません。
あなた次第で変えられることですし、
嫌な上司もメンタルを鍛えるいいきっかけになります。
そして、その上司にも何かしらの背景があってそのような行いをしています。
このように考えると、必ずしもネガティブな感情を感じる必要はないと分かります。
視野が狭いせいでネガティブな感じ方しかできなくなっているだけで、一歩引いた視点を持てればネガティブな感情を感じなくて済みます。
この「一歩引いた視点」のことをメタ視点といいます。
メタ視点を持っているとき、感情はポジティブでもネガティブでもない、
ニュートラルなものになります。
例えば、嫌味な上司に説教されてる際中に、
「この人は、私生活でうまくいっていなくて自分に当たっているのかな」
などと、当事者でありながら、他人事のように物事をとらえることができれば、それはメタ視点を持てているということになります。
メタ視点を持つことでネガティブな感情に振り回されることがなくなり、メンタルが安定します。
理想を見つける(ポジティブな感情を感じる)ためには、
ネガティブから、一旦ニュートラルな状態を経由して、ポジティブに移行する必要があります。
次に、なぜニュートラルになることが重要か触れていきます
感情という海
なぜ理想を見つけるためにニュートラルになることが重要なのか解説していきます。
感情は海に例えると分かりやすいのですが、
ネガティブな感情に振り回されている状態というのは、
海でいうところの時化(しけ)にあたります。雨や風で荒れている状態です。
そしてニュートラルな状態は、凪(なぎ)です。
波が静かで無風な状態です。
そして、理想というのは、
「こうなりたいな」
「こうなったら幸せだな」
など、ある種のひらめきのようなものです。
このようなひらめきは海でいうと、魚が跳ねて波紋が広がるようなものです。
何が言いたいかというと、理想な未来を見つけるためには、いったん心を静かにしないといけないということです。
嵐の海で、魚の波紋を見つけることは不可能に近いです。
嵐の中で見つけたと思ったとして、それはつらい現実から目を背けるための仮の理想の可能性が高いです。(一時的にその理想を追うのはOK)
本当の(より根底にある)理想を見つけるには、凪の状況を作るのが良いです。
では、どうしたら凪を作れるでしょうか?
瞑想する
メンタルを穏やかに保つうえで有効なのは、
瞑想です。
結局瞑想か。と思われたかもしれません。
ですが、やはり有効です。
遠い昔から行われてきて、現在も行われています。
科学的にも証明されています。
瞑想の具体的なやり方は、
・背筋を伸ばして胡坐(あぐら)をかく、(椅子に座るのもOK)
・目を閉じてゆっくりと鼻呼吸をする。
・呼吸に意識を向ける(呼吸を数える、鼻や気管、肺などの感覚を感じる等)
・意識が呼吸から逸れたら、意識がそれたことを認識して呼吸に意識を戻す。(意識がそれたことに対して、自分を責めない。ただ「逸れた」「戻す」でOK)←重要
・15分間繰り返す(最初は1分からでOK)
です。
瞑想にはいろいろな種類がありますが、今あげたものが一番基本的のものになります。(慣れたらほかのやり方を試してもよいでしょう。)
瞑想していると、呼吸に意識を向けていたつもりが、すぐにあっちこっちに思考が飛ぶことが分かります。
飛んだ思考は、過去や未来など「今ここ」にないものに向いています。
この「今ここ」にないものに意識が向くというのは、意図的に行わないとネガティブな感情に振り回されることになります。
人間は進化の過程で基本的にネガティブに考えるようになっていますから、意図せず思考が飛ぶことはできるだけ避けたほうがメンタルヘルスのためには良いです。
(意図的にポジティブな方向に思考を向けるということに関しては、別の記事で触れようと思います。)
呼吸から意識がそれたとき、意識がそれたこと、またそれを戻すことは、より高い視点から自分を認識する必要があります。
これがメタ視点を持つことの訓練になります。
先にも少し述べましたが、呼吸から意識が逸れることに罪悪感を持ってはいけません。
逸れるのは当然のことで、逸れたものを戻すことに瞑想をすることの意味があります。
瞑想を習慣にすることで、自分を客観的に見る「メタ視点」が育っていきます。
すると、日常生活で今までネガティブな感情を持っていた場面でも、ニュートラルに物事を見ることができることが増えていき、ポジティブな未来が直観として浮かんでくるでしょう。
より深い理想へ
瞑想によってニュートラルに物事を見ることが増えるかと思います。
慣れるほどにネガティブな感情で過ごす時間が減ってくることが実感できるでしょう。
すると理想のイメージが思いつく機会が増えるわけですが、
理想といっても一度で最終的な理想までたどり着くことはほとんどの人ができないものです。
例えば、「月収100万円稼ぐ」という理想は浅い理想で、
それより深くに、「毎日安心して暮らせる」という理想がより深くにある。
といった具合です。
メンタルが穏やかな時間が増えると、理想について深く内省することができます。もしかすると、そのときに答えがわかるかもしれません。
また、わからなかったとしても、無意識で自分の理想が何なのかということへの解決策が考えられ、
また別のタイミングで、より深い理想がひらめくわけです。
このような循環を経て、より深く自分が求めているものを見つけていくことになるでしょう。
そして見つけた理想をひとつづつ叶え、自分らしく生きていきましょう。
そんな人が一人でも増えてくれたら世界はより良くなります。
そうしたらきっと今よりもっと楽しいです。
わくわくしますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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